ミュージカル『SPY×FAMILY』が8日、東京。帝国劇場で上演がスタートした。同日に行われた開幕前の会見では、ロイド・フォージャー役・森崎ウィンと鈴木拡樹、ヨル・フォージャー役・唯月ふうかと佐々木美玲（日向坂46）、アーニャ役・池村碧彩、井澤美遥、福地美晴、増田梨沙が出席した。

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　会見は写真撮影からスタートし、MCが「この辺、この辺！」とカメラ目線を要求するとアーニャ役4人が「うい」とそれぞれ返事。「うい」は原作漫画でもアーニャがする返事であり、早々にアーニャ語で出て会場からは「かわいい」「ふふふ」の声が出て和んでいた。

　キャスト全員、それぞれ役の衣装で登場しており、場面シーン違いの衣装ということもあって衣装説明をすることになり、池村は「マフラーは猫ちゃんの尻尾みたいです」とにっこり。

　池澤は「父と母と一緒におでけけ（お出掛け）する衣装です。リボンのところがかわいいので、お気に入りです」、福地は「これは（アーニャが入学する学校）イーデン校へ受験する時の服です！　ふふふ」、増田は「この衣装は面談で着ている服です。かわいいので好きです。うい」とファッションショーのようにクルっと一回転して説明した。

　けいこ場での様子を聞かれると、池村は「休憩中はみんなで折り紙を作っていて、記念撮影とかも撮ったりしています」、池澤は「4人でよかったことは、みんなで休憩中、折り紙や鬼ごっことか楽しくできてよかったことです」と当時の様子を思い出して大はしゃぎ。

　一方、福地はほかの3人から「けんしん」と呼ばれているそうで、「なぜ、「けんしん」と呼ばれているかというと、上杉謙信が大好きなので「けんしん」と呼んでもらっています」と照れ。「4人でよかったのは、帰りの時や休憩の時、ボンドマンごっこをしています。とても学校みたいに賑やかで楽しかった」と打ち明けると、再びアーニャ役の子役たちは「ふ〜！」「あはは」とはしゃいでいた。

　最後に増田は「この4人でよかった」としみじみ振り返ると、ほかの3人は「すぱらしい！（※アーニャ語ですばらしいの意味）」「わー！」と大興奮。この様子にMCは「1月にもアーニャの4人で会見を行いましたが、その時よりも自由な感じになったというか…」とタジタジだった。

　同作は、より良き世界のため日々、諜報任務に取り組む凄腕スパイの主人公・ロイドが、ある任務のために“仮初めの家族”をつくり、ミッションに挑むスパイアクションコメディー。特殊任務（ミッション）のために引き取った子ども・アーニャは超能力の持ち主、契約結婚を持ちかけた妻・ヨルは殺し屋で、「スパイ＆超能力者＆殺し屋」が互いの秘密を抱えたまま仮初めの家族になる物語。

　原作漫画が2019年3月より漫画アプリ『少年ジャンプ＋』にて連載中で、コミックス累計発行部数は2900万部を突破している人気作品。テレビアニメ第1クールが2022年4月から6月に放送され、第2クールが10月〜12月に放送。2023年には第2期が放送、劇場版の公開が決まっている。ミュージカルの東京公演は3月29日まで上演される。

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