スキージャンプ女子の高梨沙羅（26）が2月28日、自身のインスタグラムを更新。トレーニングラウンドで転倒し、検査で「脛骨骨挫傷」と診断されたことを報告した。高梨は、スロベニアのプラニツァで開催されている世界選手権の3月1日の女子個人ラージヒルを欠場する。

　高梨は「チームの皆様、そしていつも応援して下さっている皆様」の書き出しで「今回の世界選手権につきましてお騒がせ、ご迷惑をお掛けし大変申し訳ありませんでした」と謝罪し「世界選手権前から痛みの出ていた左膝が悪化し、トレーニングラウンドでの転倒。病院の検査にて脛骨骨挫傷と診断されました」と説明した。

　続けて「本来はご迷惑をお掛けする前にやめるべきところ、第二のホームとも言える程の期間を過ごしているプラニツァでの世界選手権には特別な感情があり、最後まで諦めきれませんでした」と心境を吐露。「ノーマル個人戦に出場するにあたり出来る限りのケアを施して、飛ばせて下さったトレーナーさんやサポートして下さったチームの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」とつづった。

　今後は「左膝の感覚が戻るまでは、治すことに注力し、テレビの前で全力でチームの応援したいと思います」と伝え「このようなご報告になってしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます」と結んだ。