人気グループ・ふぉ〜ゆ〜の福田悠太と俳優の浜中文一が1日、都内で行われた舞台『午前0時のラジオ局』の取材会に参加した。これまで共演歴があり、今作でW主演を務める2人だが、福田は浜中について「この世でこの世界で、この宇宙で一番ふざけている人間」と言い放ち、「僕らはチームでふざけてるけど、ぶんちゃんに関しては単独でふざけているからたちが悪い」と呆れていた。

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　一方で「この前、テレビで生田斗真くんがライバルだ、と文ちゃんのことを言っていた。もうすごいんですよ。一緒にお芝居しながらお芝居ってこういうふうにやるんだって」と感心。「生田くんはライバルはぶんちゃんって言っちゃってるので、風間くんあたりからライバルは福ちゃんって言ってもらえるように頑張ります」と対抗しながら、気合を入れた。

　NBC長崎放送の現役アナウンサー・村山仁志氏が『深夜ラジオ番組』を題材に、2014年に描き下ろした小説を舞台化。やたら陽気なディレクターだが、その正体は30年前に実は亡くなっていた幽霊・蓮池陽一を福田、テレビからラジオの担当に異動になった地方アナウンサー・鴨川優を浜中がそれぞれ演じる。

　冒頭から福田は「今回初の幽霊役ということで役作りに苦労しました。ちょっと浮いたり透けたりということをリアルにできたらと努力しました。本番どうなるかまだわかりませんが頑張ります」とボケまくり。

　そんな福田から「一番ふざけている人間」と言わしめた浜中は浜中で「（福田は）浮きますよ。浮くし透けるし」と真顔で回答。自身は新人アナ役ということで「めちゃくちゃかんでます。めちゃくちゃかんでいきますよ。“新人”という逃げ道が用意されているのでありがたいです」となぜか胸を張り、福田が「人生大事なのは逃げ道」と力説すると、「深いね」とうなずいた。

　さらに浜中は「この芝居、前半までしかできてない。今から後半をやっていくのでどうなるのか…」と言い出すと、共演の深沢敦は「本当に自由でいいね。ジャニーズとかチェックしないの？」と呆れながらツッコミ。福田が「チェックされますよ。『いい加減にしろ』って言われます」と反省しながらも「（完成）間に合うかな〜？」と時計を見るマネをしてのっかり、終始笑いを誘っていた。