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漫画誌『イブニング』休刊、22年の歴史に幕 連載作品の一部は「コミックDAYS」で継続

 講談社の漫画誌『イブニング』が、2月28日発売の『イブニング』6号をもって休刊した。2001年に創刊された『月刊イブニング』から刊行頻度を変えて今の形となり、22年の歴史に幕を下ろした。今後はモーニング編集部と合流し、一部の連載作品は講談社の漫画アプリ「コミックDAYS」にて連載を継続していく。

漫画誌『イブニング』最終号の表紙

漫画誌『イブニング』最終号の表紙

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 最終号の表紙には『金田一少年の事件簿30th』など連載作品のキャラクターたちが集結し、「23年間ありがとう!万感の最終号」と読者に感謝。さらに、往年の大ヒット作『よんでますよ、アザゼルさん。』と『ギャングキング』の特別読み切りが掲載されている。

 『よんでますよ、アザゼルさん。』作者・久保保久氏は「イブニングが休刊…!?熱い想いをペンに込めました。構想4年、笑いあり涙あり超感動巨編15ページです。カラーもあるよ!何卒よろしくお願い致します…!」、『ギャングキング』作者・柳内大樹氏は「連載を開始した頃にイメージしていた、ギャングキングの本当の最終回です!」とコメントを寄せた。

『よんでますよ、アザゼルさん。』

『よんでますよ、アザゼルさん。』

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 休刊については昨年12月に公式サイトで発表され、「イブニングは、2023年2月28日発売の「イブニング6号」をもって休刊することとなりました」と報告。

『ギャングキング』

『ギャングキング』

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 続けて「弊誌は、「モーニング」の増刊として生まれた「モーニング新マグナム増刊」から、2001年に「月刊イブニング」として創刊しました。そして読者の皆さまのご支援を得て、2003年にイブニング編集部として独立し第二第四火曜日発売の月二回刊行となって、現在の「イブニング」となりました」と歴史を振り返りながら、「才能あふれる作家の皆さまと漫画作品を発信できたこと、読者の皆さまと様々な形で交流できたことは、これ以上ない喜びでした。誠にありがとうございました!」と読者に感謝していた。

 『イブニング』は現在、『金田一少年の事件簿30th』などを連載中。これまで『いぬやしき』『海賊とよばれた男』『係長 島耕作』『モテキ』など、人気作品を世に送り出してきた。

 以下、主な「コミックDAYS」への移籍連載作品。詳細は公式サイトにて掲載されている。
・『K2』 真船一雄 3月26日(日)より連載再開
・『陸上自衛隊特務諜報機関 別班の犬』 久慈進之介 4月10日(月)より連載再開
・『ふたりソロキャンプ』 出端祐大 4月21日(金)より特別番外編が3話掲載(隔週更新予定)
・ 『金田一37歳の事件簿』 原作 天樹征丸/漫画 さとうふみや 4月26日(水)より連載開始
・ 『JJM 女子柔道部物語』 小林まこと 4月30日(日)より連載再開

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  1. 1. 『イブニング』来年2月に休刊、22年の歴史に幕 今後はモーニング編集部と合流で一部作品は「コミックDAYS」で連載継続
  2. 2. 漫画誌『イブニング』休刊、22年の歴史に幕 連載作品の一部は「コミックDAYS」で継続

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