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監督・堤大介×脚本・岡田麿里『ONI〜神々山のおなり』アニー賞2冠の快挙

 「第87回アカデミー賞」(2015年)短編アニメーション部門にノミネートされた『ダム・キーパー』を手がけた堤大介が監督・制作、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の岡田麿里が脚本、元ピクサーのロバート・コンドウと堤が設立したアニメーションスタジオのトンコハウスが制作した、CGアニメーション『ONI〜神々山のおなり』(Netflixで独占配信中)が、米現地時間25日に発表された「第50回アニー賞」で、テレビ/メディア部門(リミテッドシリーズ)の作品賞とプロダクションデザイン賞の2冠を獲得した。

CGアニメーション『ONI〜神々山のおなり』(Netflixで独占配信中)「第50回アニー賞」テレビ/メディア部門(リミテッドシリーズ)の作品賞とプロダクションデザイン賞を受賞

CGアニメーション『ONI〜神々山のおなり』(Netflixで独占配信中)「第50回アニー賞」テレビ/メディア部門(リミテッドシリーズ)の作品賞とプロダクションデザイン賞を受賞

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 物語の舞台は、日本神話に登場する変わり者の神さまや妖怪たちが暮らす世界。主人公は自由奔放に生きるおてんば娘、おなり。古くから伝説として語り継がれる“偉大な英雄”に憧れていて、毎日せっせと稽古(けいこ)に励むおなりだが、父のなりどんはヘンテコな神様で、なぜか何も教えてくれない…。そんな中、山の神々が恐れてきた“ONI”の脅威が迫り来る。おなりは平和な山を守ることができるのか?

 授賞式を終えたばかりの堤監督からコメントが到着。「この受賞は本作に関わった全てのスタッフの功績です。そして何より世界中のたくさんの方々に、日本の美しさを感じてもらいたくて制作した本作が、こうやって多くの人に認めてもらえた事を誇りに思います。この賞をきっかけに少しでも多くの日本の方々が『ONI〜神々山のおなり』を観てくれたらうれしいです」と、感謝とともに喜びを語っている。

 現在、東京・立川で『トンコハウス・堤大介の「ONI 展」』(〜4月2日まで)も開催中。

『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』(Netflixで独占配信中)「第50回アニー賞」5部門で受賞

『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』(Netflixで独占配信中)「第50回アニー賞」5部門で受賞

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 なお、Netflixのアニメーション作品からは、『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が長編アニメーション作品賞や監督賞、音楽賞やプロダクションデザイン賞など最多5部門受賞、『ラブ、デス&ロボット』が4部門、『ザ・カップヘッド・ショウ!』が音楽賞(テレビ/メディア作品部門)の最多12受賞に輝いた。

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  • CGアニメーション『ONI〜神々山のおなり』(Netflixで独占配信中)「第50回アニー賞」テレビ/メディア部門(リミテッドシリーズ)の作品賞とプロダクションデザイン賞を受賞
  • 『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』(Netflixで独占配信中)「第50回アニー賞」5部門で受賞
  • 『ラブ、デス&ロボット』(Netflixで独占配信中)「第50回アニー賞」4部門で受賞
  • 『ザ・カップヘッド・ショウ!』(Netflixで独占配信中)「第50回アニー賞」音楽賞(テレビ/メディア作品部門)受賞

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