タレントで俳優の黒柳徹子（89）が20日、自身のインスタグラムを更新し、21日に中国への返還を控えるジャイアントパンダのシャンシャンとの2ショットを公開した。

　黒柳は「パンダのシャンシャンが、中国に帰る。今いるパンダの中で、1番かわいいと私は思う。さよならを言いに、上野動物園に行った。シャンシャンの飼育係の青年が、「さびしいです」と言った。シャンシャンは、顔がかわいいし、動作が、他の子と比べて愛嬌がある。『シャンシャン』とガラスの外から呼んだら、何か食べながら、私の前に来て、座って、一生懸命何か手に持ったものを食べ始めた。私は写真を撮ることも忘れて、その姿に釘づけになった」と別れを告げに行ったことを報告。シャンシャンとの2ショットや笹をほおばるシャンシャンの様子を投稿した。

　続けて「『さよなら、元気でね。』写真を撮らなかったことを後悔したけど、私の胸の中に、しっかり残っているから大丈夫！シャンシャン、今度会う時は、大きくなっているんでしょうね。お父さんのリーリーを見に行ったら大きいのにびっくりした。あんなにシャンシャンも大きくなるのかな？でも、女の子だから、もう少し小柄なのかなぁと想像した」と返還前最後の思い出をつづった。

　そして「さよならシャンシャン、元気でね。いつか会いに行くからね。明日、帰るかと思うと、かわいそうにも思うけど、親戚もいるだろうから、きっと大丈夫よ。木登り上手のシャンシャン、顔の形が断トツにかわいいシャンシャン。また会う日まで、元気でね」とメッセージを送った。

　黒柳は、日本パンダ保護協会の名誉会長を務める。この投稿には「じーんとして泣いちゃいました」「涙が止まりません」といった共感の声や「中国に行っても元気で過ごしてほしいです」「シャンシャン、元気でね」「大事に大事にしてもらえますように」といった願いが寄せられている。