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戸次重幸『リバイス』で変身の夢かなう「仮面ライダー俳優という称号を得ました」 舞台初出演の濱尾ノリタカへエール

 TEAM NACS森崎博之安田顕戸次重幸大泉洋音尾琢真が表現したい世界を形にするソロ・プロジェクトの第2弾『5D2-FIVE DIMENSIONS II-(ファイブディメンションズツー)』。第2弾となる戸次重幸が作・演出・出演の新作公演『幾つの大罪〜How many sins are there?〜』が、4月から東京・大阪・札幌の3都市で上演される。このほど、戸次がインタビューに応じ、公演への思いを語ってくれた。

インタビューに応じた戸次重幸 (C)ORICON NewS inc.

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■作品のアイデアはある映画から「好きなシーンなんです」

 戸次にとって、2019年に上演された『MONSTER MATES』以来、4年ぶりの新作公演。ゴシップ誌記者の大谷唐純役に須賀健太、編集長の神崎仁美役に馬場ふみかが配役され、2人が拘置所で取材をする死刑囚の6人は、ダンサーの小倉トニー役に前野朋哉、トランスジェンダーの別部麗斗役にゆうたろう、漁師でギャンブル狂いの団栗伊努治役に濱尾ノリタカ、芸能マネージャーの有栖郎介役に黒岩司、自称ミュージシャンの燕尾一郎役に波岡一喜、大学教授の浦洲鳶右衛門役に戸次重幸となる。

 もともと3年ほど前に今年、舞台をやることは決まっていたそう。その上で「脚本を書き始めたのが2020年の初頭。初稿ができたのが6月で、脱稿したのが12月。2020年の年末には、やることが決まっていました。ほかのメンバーは『5D2』が決まって、何をやるんだ、という感じで決めていくが、私の場合はちょっと違って、ソロ・プロジェクトが『5D2』に組み込まれた」と振り返る。

 作品の題材については「だいたいのエンタメは人の生き死に関わっているもの。人の生き死に関わるもので作るのが自然な感じで捉えていた。その最たるものが死ぬことが決まっている死刑囚かなと思った」とする。その作品のアイデアは、ある映画のワンシーンからもたらされたものだという。「僕の好きなシーンなんです。映画のオマージュにはなってないですけど、いろいろインスピレーションをいただきました」と明かした。

 自身の中での“大罪”を問われると、じっくり悩んだ後に「やめましょう」と一言。その場にいた全員を爆笑させた。一方の“小さな罪”については「遅刻ですかね。遅刻という“小罪”はいくつもあります。最近でこそ、なくなりましたけど」と苦笑いした。

■『仮面ライダーリバイス』で共演の濱尾ノリタカへエール 変身の喜びも改めて語る

インタビューに応じた戸次重幸 (C)ORICON NewS inc.

インタビューに応じた戸次重幸 (C)ORICON NewS inc.

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 『仮面ライダーリバイス』に共演していた濱尾については「なぜか俺のことを撮影中から慕ってくれた。それを意気に感じた。(濱尾にとって)初舞台になる。『初舞台は絶対に俺の舞台の方が効率がいいから出て』と。濱尾は最初の方で決めてくれました」とオファーの裏話も。

 濱尾へ掛けた「初舞台は絶対に俺の舞台の方が効率がいい」の言葉の意味を問われると戸次は「効率的なけいこで遠回りはさせない。遠回りも後から考えると遠回りじゃなかったり、というのもあるんですけど。先に『これをやればいい』という安心感を持ってもらって、ほかの表現をチャレンジするなら、チャレンジするでもいい。そうやって効率的なけいこに対する自信があるので」と明かす。

 今回が初のストレートプレイとなる濱尾へ期待することを問われると「楽しんでもらえれば」と激励する。「初舞台でも何も恐れずに楽しんでほしい。『仮面ライダーリバイス』のファイナルライブツアーは経験しているけど、また違ったものになると思う。緊張よりも楽しむことに重きを置いてほしい」とメッセージを送りながら「濱尾くんには、自分が初めて舞台に立った時のことを考えながら演出すると思う」としみじみ。自身の初舞台を振り返ってもらうと「生きた心地がしなかった。未だに覚えてますもんね。19歳の大学生。関係者に見せる、というのが我々TEAM NACSの初舞台が、それです。その時のことを考えたら『ほら、できるでしょ?』じゃなくて、立ち方や目線、呼吸とか割りと細かく言ってあげた方が最初はいいというのを思い出しますね」とけいこに意気込んだ。

 念願だった『仮面ライダーリバイス』では、仮面ライダーデストリームへの変身という夢をかなえた。「俳優・戸次重幸に一生つく“仮面ライダー俳優”という称号を得ました。私にとっては本当に光栄なこと。どこに行っても私は仮面ライダー俳優として振る舞います」とキリッとした表情で誓う。「五十嵐元太/仮面ライダーデストリーム。後にも先にも演じるのは私一人。すごいことだと思います。徳川家康、織田信長は、いろんな人が演じますが、五十嵐元太/仮面ライダーデストリームという役は私しかできない。その栄誉を感じながら俳優業をまい進します」と宣言。変身ベルトであるデストリームドライバーは子どもも大喜びだったそう。「仮面ライダーのオファーを受けたのは、子どもに喜んでもらいたいという思いもあった。喜んでくれたので、いろいろウィンウィンだったと思います」としみじみ口にしていた。

 「観終わった後にうっとおしいぐらいのカタルシスを感じます」とメッセージ。「非常に重いテーマの芝居なんですけど、私の作る舞台ですから、笑いどころも多分に用意したつもりです。僕の感覚で言うと1ページに1回は笑えるところを作ったつもり。そんなに重い気持ちだけ持って帰るような芝居ではないと思いますので、どうぞ気楽に劇場に足をお運びください」と呼びかけた。また、残る安田、大泉、音尾へ期待することを問われると「何もないです」と即答。「やりたいことをやってください、という思いです。うちは、それぞれの仕事に不干渉というのが暗黙のルールでもあるので。きっとお客さんが満足できる面白いものをやるんだろうな、という安心感もありますし。うちは個性がバラバラ。それぞれが、それぞれにできる、とんがったことをやるんだろうな、と。だから1番、楽しみなのは全部終わった後のお客さんの反応。5つのイベントに、どんなことを思うのかを聞いてみたいですね」と笑顔で真意を説明していた。

■『幾つの大罪〜How many sins are there?〜』公演日程
【東京公演】
4月15日(土)〜4月23日(日)
EX シアター 六本木

【大阪公演】
4月28日(金)〜4月30日(日)
森ノ宮ピロティホール

【札幌公演】
5月5日(金・祝)〜5月7日(日)
カナモトホール
(チケットは、オフィシャルファンクラブ「ThankCUE+」とAmuse+で先行抽選予約中)

■『幾つの大罪〜How many sins are there?〜』あらすじ
 ゴシップ誌記者の大谷唐純は、編集長の神崎仁美から死刑囚の特集を任される。その内容とは「本物の殺人者による殺害方法のブレインストーミング」。拘置所で取材を受ける死刑囚は、ダンサーの小倉トニー、トランスジェンダーの別部麗斗、漁師でギャンブル狂いの団栗伊努治、芸能マネージャーの有栖郎介、自称ミュージシャンの燕尾一郎、大学教授の浦洲鳶右衛門の6人。

 順調とは言えない取材期間中に、囚人たちは一人、また一人と謎の死を遂げていく。死刑を目前にした死刑囚たちが困惑していくなか、ようやく自分たちが集められた理由にたどり着き、そして、予測不能の結末が待ち受ける。

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