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『第68回 小学館漫画賞』各部門賞を発表 『初×婚』『よふかしのうた』『メダリスト』など

 『第68回 小学館漫画賞』の受賞作品が18日、発表された。

 児童向け部門は『りぼん』(集英社)で連載中の『初×婚』(作者:黒崎みのり)、少年向け部門は『週刊少年サンデー』(小学館)で連載中の『よふかしのうた』(コトヤマ)、『マンガワン』(小学館)で連載中の『青のオーケストラ』(阿久井真)、少女向け部門は『サイコミ』(Cygames)で連載中の『明日、私は誰かのカノジョ』(をのひなお)、一般向け部門は『月刊アフタヌーン』(講談社)で連載中の『メダリスト』(つるまいかだ)が選ばれた。

りぼん漫画『初×婚』コミックス第5巻(c)黒崎みのり/集英社 りぼんマスコットコミックス

りぼん漫画『初×婚』コミックス第5巻(c)黒崎みのり/集英社 りぼんマスコットコミックス

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 『初×婚』(ういこん)は、DNAデータや心理テスト結果などをまとめたマッチングシステムで選ばれた男女2人のカップルが、入学時から寮生活するという特殊な学校を舞台に、3年後に最も優れたカップル「金の夫婦の卵(ゴールデンカップル)」に選ばれることを目指すストーリー。ウエディング情報誌『ゼクシィ』とコラボもしており、婚姻届が『りぼん』の付録となり話題となった。

 『よふかしのうた』は、女子がニガテな中学2年生の夜守コウが、謎の美少女の吸血鬼・七草ナズナと出会い、特別な「よふかし」を描いたラブストーリー。テレビアニメ化もされている。

 『青のオーケストラ』は、かつてヴァイオリンのコンクールで数々の成績を収めるも一度はやめた主人公・青野一が、秋音律子と出会い、再び音楽の道に進む姿を描いた物語。テレビアニメ化されることが決定している。

 『明日、私は誰かのカノジョ』は、レンタル彼女として日々金を稼ぐ「雪」、寂しさを男で紛らわす「リナ」、整形を繰り返す「彩」、“自分”を持ってると語る「萌」、夜の街で“今”を生きる「ゆあ」の5人の女性たちが章ごとに主人公となるストーリー。実写ドラマ化もされている。

 『メダリスト』は、夢破れた青年・司と、見放された少女・いのりが、氷の上で出会い、タッグを組んでフィギュアスケートで世界を目指す物語。
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