人気グループ・ジャニーズWESTの小瀧望（26）が7日、東京・日生劇場で上演される舞台『ザ・ビューティフル・ゲーム』フォトコール＆取材会に登壇した。今作でミュージカル初挑戦となる小瀧は「30（歳）手前にできたらいいなと思っていたので、予想より早くてびっくり。挑戦できることがとにかくうれしい」と笑顔を見せた。

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　今回、小瀧が演じるのは、北アイルランドでIRA（北アイルランドの独立を訴える組織でカトリック派）の武力闘争が激化する中、プロサッカー選手になることを夢見る主人公、ジョン・ケリー。愛する恋人と仲間たちに囲まれ、ひたむきに生きる青年が、熾烈（しれつ）な争いへと巻き込まれ、人生を大きく左右する選択を迫られる。

　歌稽古は昨年9月から開始したといい「音楽監督の指導の方と海外と中継でボイストレーナーさんと一緒にやらせてもらったり、歌に割く時間が多かった。去年は僕にとっても歌うことが多かった1年。2023年の幕開けも歌から。さらにスキルアップ目指して頑張りたい」と力強く意気込んだ。

　また「ジャニーズWESTではロックを歌うことが多く、気づくと、のどを鳴らしてしまう、そのくせを取るのが大変でした」と普段とは違う歌唱方法に苦労も。「アイドルではなく『ザ・ビューティフル・ゲーム』のジョンとして立つのでその姿を見ていただければ」と手応えをにじませた。

　ちなみにメンバーの観劇予定について「観に来てくれるんじゃないかな。みんな忙しくて、僕自身神山（智洋）の舞台も行けてないんですけど。どこかしこでも楽屋とかでも劇中の歌を歌ってるんです。そしたら、メンバーがつい覚えちゃった。『とにかく酒を飲むぞ』って歌があるんですけど、メンバーみんなお酒好きなので特に中間（淳太）、桐山（照史）が一緒に歌って…。『観に行く時に歌ってまうわ！』って」と楽しげな様子を明かしていた。

　このほか木下晴香、益岡徹、瀬戸山美咲氏（上演台本・演出）が参加した。