大みそか恒例『第73回NHK紅白歌合戦』（後7：20〜11：45　総合ほか）のタイムテーブルが、番組の公式サイトで公開された。改修工事を終えた東京・渋谷のNHKホールで2年ぶり、有観客では3年ぶりとなる紅白の司会は、大泉洋（3年連続3回目）、橋本環奈（初）、桑子真帆アナウンサー（2年ぶり4回目）、スペシャルナビゲーターは嵐の櫻井翔が担当。トップバッターは白組のSixTONES、紅組トリはMISIA、大トリは15回目の出場で初めて福山雅治が務める。

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■『第73回紅白歌合戦』出場歌手・曲順

※左から、組（企画＝特別企画）、歌手名、出場回数、曲目

▼前半　午後7時20分〜
オープニング
【白】SixTONES（3）「Good Luck!」
【紅】天童よしみ（27）「ソーラン祭り節」
【紅】緑黄色社会（初）「Mela!」
【白】郷ひろみ（35）「GO!GO!50周年!!SPメドレー」
【白】なにわ男子（初）「初心LOVE」
【紅】水森かおり（20）「九十九里浜〜謎解き紅白スペシャル〜」
【紅】LE SSERAFIM（初）「FEARLESS -Japanese ver.-」
【白】Saucy Dog（初）「シンデレラボーイ」
【白】山内惠介（8）「恋する街角〜きつねダンスRemix〜」
【紅】日向坂46（4）「キツネ」
【白】JO1（初）「無限大」

▼前半　午後8時〜
【紅】milet（3）「Fly High」
【紅】NiziU（3）「CLAP CLAP」
【白】鈴木雅之（5）「違う、そうじゃない」
【白】BE:FIRST（初）「Shining One」
【紅】SEKAI NO OWARI（6）「Habit」
【白】三浦大知（4）「燦燦」
【紅】IVE（初）「ELEVEN -Japanese ver.-」
【白】Snow Man（2）「ブラザービート〜紅白みんなでシェー!SP〜」
【紅】Perfume（15）「紅白 Medley 2022」
【企画】THE LAST ROCKSTARS「THE LAST ROCKSTARS」
【紅】Aimer（初）「残響散歌」
【紅】坂本冬美（34）「お祭りマンボ〜スカパラSP〜」

▼後半　午後9時〜
【紅】ウタ（初）「新時代」
【白】King Gnu（2）「Stardom」
【白】三山ひろし（8）「夢追い人〜第6回けん玉世界記録への道〜」
【紅】TWICE（4）「Celebrate」
【企画】「ディズニースペシャルメドレー」
【白】Vaundy（初）「怪獣の花唄」
【企画】milet,Aimer,幾田りら,Vaundy「おもかげ」
【白】純烈（5）「プロポーズ 〜白い雲のように」
【企画】back number「アイラブユー」
【紅】乃木坂46（8）「裸足でSummer」
【紅】工藤静香（9）「35周年SPメドレー」
【白】King & Prince（5）「ichiban」

▼後半　午後10時〜
【白】Official髭男dism（3）「Subtitle」
【紅】あいみょん（4）「ハート〜君はロックを聴かない」
【企画】加山雄三「海 その愛」
【紅】Superfly（6）「Beautiful」
【白】藤井風（2）「死ぬのがいいわ」
【紅】篠原涼子（2）「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」
【白】ゆず（13）「夏色」
【白】関ジャニ∞（11）「T.W.L」
【白】星野源（8）「喜劇」
【企画】氷川きよし「限界突破×サバイバー」
【企画】松任谷由実 with 荒井由実「Call me back」
【白】KinKi Kids（2）「25th Anniversary Medley」

▼後半　午後11時〜
【企画】安全地帯「I Love Youからはじめよう」
【紅】石川さゆり（45）「天城越え」
【企画】桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎「時代遅れのRock’n’Roll Band」
【紅】MISIA（7）「希望のうた」
【白】福山雅治（15）「桜坂」
エンディング「蛍の光」

■【見どころ】キンプリ5人体制ラスト紅白　氷川きよし休養前最後のステージ

　紅組の初出場は、IVE、ウタ、Aimer、緑黄色社会、LE SSERAFIM。IVEとLE SSERAFIMはともに、日本人メンバーを擁するK-POP勢。ウタ（CV：名塚佳織歌：Ado）はアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』のオリジナルキャラクターで、アニメのキャラクターが紅白歌手として出場するのは史上初となる。

　白組の初出場組は、Saucy Dog、JO1、なにわ男子、Vaundy、BE:FIRSTの5組。特別企画として、THE LAST ROCKSTARS、back numberの初出場も決まった。YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIからなる大物4人組バンド・THE LAST ROCKSTARSは、デビューから8日で紅白史上最速出場。デビュー曲「THE LAST ROCKSTARS」を初披露する。

　1955年〜56年早生まれの“同級生バンド”桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎は、5月にリリースしたチャリティーソング「時代遅れのRock’n’Roll Band」をテレビ初披露。ゲストミュージシャンとして、大友康平（Dr）、原由子（Key）、ハマ・オカモト（Ba）も出演する。

　「箱根八里の半次郎」でデビューした2000年から23回連続出場となる氷川きよしは、今回の紅白をもって歌手活動を休養し、充電期間に入る。休養前ラストステージとなる紅白では、白組・紅組の枠を超えて出場。演歌歌手からのターニングポイントとなった「限界突破×サバイバー」を歌唱する。

　メンバーの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人が来年5月22日をもってグループを脱退することを発表しているKing ＆ Princeは、5人体制では最後の紅白に。KREVAが作詞作曲、世界的ダンサーのRIEHATAが振り付けを担当し、ダンスカバー動画で大きな盛り上がりをみせた「ichiban」をパフォーマンスする。

　純烈は、今回の紅白をもって小田井涼平がグループを卒業する。さらに、応援ゲストとして、ダチョウ倶楽部と有吉弘行が駆けつけ、有吉のお笑いコンビ・猿岩石時代のデビュー曲「白い雲のように」（1996年）を純烈とともに歌う。

　年内でコンサート活動からの引退を発表した加山雄三が、最後のライブパフォーマンスを紅白で披露する。85歳での紅白出場は史上最高齢。これまで17回出場、うち3回司会を務めるなど、紅白歌合戦ともゆかりが深い。昭和、平成、令和と半世紀以上にわたって日本の音楽界のトップランナーとして牽引してきた“永遠の若大将”は、1976年にリリースしたアルバム収録曲で代表曲の一つ「海 その愛」を歌う。

　『第64回 日本レコード大賞』で初の大賞に輝いたSEKAI NO OWARIは、4年ぶり6回目で初めて、紅組歌手として出場。レコ大の大賞受賞曲「Habit」を披露する。

　デビュー50周年の松任谷由実は、史上初の本人同士コラボ「松任谷由実 with 荒井由実」として、特別企画で出場する。歌唱曲は、1980年のオリジナルトラックを元に、新たに歌詞を書き下ろして完成させた新曲「Call me back」。現在の松任谷由実が、最新のAI技術で再現された荒井由実のボーカルとデュエットする。

　ゲスト審査員は嵐として12回出場、5回の司会出演を果たし、2023年大河ドラマ『どうする家康』主演の松本潤、2011年に7歳6ヶ月の史上最年少で紅組歌手として出場歴のある芦田愛菜、紅組司会通算5回、総合司会1回、審査員は2年ぶり3回目の黒柳徹子、朝ドラ『舞いあがれ！』ヒロインの福原遥、プロフィギュアスケーターの羽生結弦、プロ野球ヤクルトスワローズの村上宗隆、サッカー日本代表の森保一、歌舞伎俳優・坂東彌十郎、アーティスト・僧侶の西村宏堂、新国立劇場舞踊芸術監督の吉田都。オープニングテーマは東京スカパラダイスオーケストラが担当する。

　2年ぶりに副音声の実況トーク「紅白ウラトークチャンネル」が復活し、司会はチョコレートプラネットと杉浦友紀アナウンサーが務める。