大手ディスカウントストアのドン・キホーテは16日、公式キャラクター「ドンペン」を交代すると発表した。その後、SNSを中心に議論を呼ぶこととなったため、改めて社内で協議した結果、今後も「ドンペン」が続投することになったと伝えた。これを受け、SNSでは長らく親しんできた「ドンペン」の続投に安堵の声が続々と寄せられた。

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　「ドンペン」をめぐり同社は16日、公式キャラクターを「ドンペン」から、カタカナの“ド”をモチーフにした「ド情ちゃん」にすると発表。「ドンキのオリジナルブランド『情熱価格』を皆様に知ってもらいたいという真摯な想いから、この度ドンキ公式キャラクターを『ドンペン』から『ド情ちゃん』に交代する事が決定いたしました」と伝えていた。この発表を受け、SNSを中心に「ぜったい、いやだーーー」「息子泣きますわ」などとドンペンの卒業に悲しみの声があふれていた。

　同社は同日午後7時40分ごろ、公式ツイッターを更新。「この度は弊社公式キャラクター『ドンペン』の交代投稿についてお騒がせしております。発表から現在に至るまで、お客様から大変多くのご意見を頂き、私たちが考えている以上にお客様の『ドンペン』への想いを再確認することができました。ありがとうございます」と記した。

　そして「皆様のご意見を真摯に受け止め、社内で協議させていただいた結果、公式キャラクターとして今後も『ドンペン』が続投することに決定いたしました」と報告。「今一度ドンペンへの想いを強く持ちPPIHグループ全従業員一同未来永劫ドンペンを愛していく所存です」とし、「この度は大変お騒がせし申し訳ございませんでした」と騒動を謝罪した。

　この「ドンペン」続投の発表を受け、SNSでは「良かったあああー」「ドンペンくん続投親子で喜んでます！」「可愛いからずっとドンペンにしてくれ！」「ドンペンちゃんしか考えられない」「どうしよう、涙が出てきた」などと好意的な声が上がった。

　一方で、今回の騒動について「ド情もかわいそう」「結局ド情ってなんだったんだ。謎が多すぎる」「嬉しいけど複雑」といったコメントもあった。