俳優の谷原章介（50）が15日、司会を務めるBS放送局「BSJapanext」で放送中の『パネルクイズ アタック25 Next』（毎週日曜　後1：00）の年末年始の3日間連続放送の収録に参加。番組史上初となるパネル100枚の『アタック100』というスペシャル企画に驚きの声を上げた。

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　朝日放送テレビにて46年人気を博し、2021年秋に終了した『パネルクイズ アタック25』。その後、ジャパネットブロードキャスティングと朝日放送テレビがタッグを組み、BSJapanextで2022年に『パネルクイズ アタック25 Next』として放送がスタートした。そんな『アタック25 Next』が年末年始に3日間連日放送を行い、来年1月2日の午後1時25分から47年の歴史で初の『パネルクイズ アタック100』が放送される。

　『パネルクイズ アタック100』は史上初となる4人1組のチーム戦。東京大学、京都大学、早稲田大学、お茶の水女子大学の4つの大学のクイズ研究会が戦う。出場者は通常のパネル25枚よりも多い36枚のパネルに挑戦。しかし、その後は64枚にパネルは増えた。出場者は次々にパネルが増えていくことを知らず。増えたパネルの中からジャンルを選んで解答するこの第2ステージに留まらず、最終ステージではさらにパネルが100枚に。「アタックチャンス」の進化版「アタックチェンジ」とは。出場者にはパネル1枚につき1万円分のジャパネットクーポンが贈られる。トップ賞＆最終問題正解で、4人全員を日本一周クルーズに招待。史上初の展開に巻き込まれるクイズ研究会の学生たちの行方は。

　収録は通常の『アタック25』で約1時間20分程度で終わるが、『アタック100』では約5時間の長丁場に。収録後に取材会に参加した 谷原は「疲れました」と苦笑い。100枚になっての感想を問われると「100枚と聞いた時はカロリーが高そうだな、と（笑）。それが全て」と笑いながら「『アタック25』とは別物だな、と。明確に違いました」と明かす。『アタック25』の代名詞とも言える読み上げ問題以外にもご当地クイズなど映像問題もふんだんに取り入れられた。「『アタック25』と言えば読み上げ問題。間に、いろいろな問題があって別物だなと思いました」というが、一方で「読み上げ問題以外があることで力の差も埋まっていた」と収録が盛り上がった理由を推察した。

　また、100枚のパネルを見た第一印象も。沢木美佳子アナは「多いな、と」と笑い、谷原も「多かったですね」と同調していた。さまざまな工夫で、ゲーム性も思考を凝らした。徐々にパネルが増える仕掛けに谷原は「36枚をやって、64枚をやって100枚に行った。結局、真ん中の方にパネルをいっぱい持っている人が不利なことが改めて証明された」と『アタック25』と通づる面白みも感じたそう。

　「枚数が多いことでプレイヤーの方もベストの選択がしにくい面もあったと思う。『ここを取るべき』というところを取らなかった。またゲームの展開も変わっていたと思う」と振り返る。そして「（パネル選択の）長考が多かったですが長考になるのもわかる。ただ、長考が続くとリズム感が出なくなるので改善の余地はあるかなと思いました」と2度目の開催についての見通しを語った。

　最後に谷原は「大学生の皆さんが熱い戦いをした。一喜一憂して勝った瞬間に喜ぶ。その後に64があり、100がある。その度に、なんともいえない感情になる。そこから気持ちを立て直して戦ってくれた皆さんには感謝しかないですね」と参加した大学生たちを称えていた。

　そのほか、3日間連続放送の1日目となる12月31日には賞金100万円を懸けた年間チャンピオン大会の最終決戦を行い、2日目となる来年元日にはタレントが『アタック25 Next』に挑む芸能人大会というスペシャル企画となる。番組は公式アプリ「つながるジャパネット」でも同時配信される。