CMに関する調査を行うCM総合研究所は、2022年度（2021年11月度〜2022年10月度）のCM好感度ナンバーワンブランド『BRAND OF THE YEAR 2022』（全6833銘柄）をきょう13日、発表。「三太郎シリーズ」でおなじみのKDDI『au』が、8年連続のCM好感度1位に輝いた。

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　「三太郎」シリーズは、鬼に立ち向かう三太郎らをRPG仕立てで描いた正月CMが好評で、時流を捉えた表現や「進め！そっちだ！」という前向きなメッセージが共感を集めた。神木隆之介ら出演の「意識高すぎ！高杉くん」シリーズ、広瀬アリスと鈴鹿央士が共演する料金プラン「povo2.0」のCMも展開し、いずれも多彩なキャストによるコミカルな掛け合いを通してサービスの特長やブランド価値を親しみやすく伝えた。

　2位には、前年度から21ランク上昇したリクルート『タウンワーク』が入った。映画の撮影現場を舞台に、木村拓哉と芦田愛菜が本人を演じるCMが好評。テンポよく展開するふたりの掛け合いや意外性のあるストーリーが話題となり、幅広い世代から多くの支持を獲得した。

　3位は、自己最高のCM好感度を更新した『UNIQLO』。「LifeとWear」のコピーのもと、桑田佳祐の楽曲をBGMに綾瀬はるかが出演するCMシリーズを引き続き展開。綾瀬が犬の散歩中に出会った松下洸平、田中哲司と談笑する『ワイドパンツ』のCMなどでポイントを伸ばした。

　そのほか、アサヒビールの2商品がトップ10入り。同社の『アサヒ生ビール』は竹内まりやの「元気を出して」をBGMに、新垣結衣が「おつかれ生です」と語りかけるCMが快走し、自己最高位の4位になった。さらに、『スーパードライ』は「最高の渇きに、DRY。」をコピーに、イチローらが初のフルリニューアルを伝えるCMがヒット。Sexy Zoneの中島健人と菊池風磨、白石麻衣と西野七瀬がそれぞれ共演する『スーパードライ 生ジョッキ缶』のCMも好評で、10位につけた。

■2022年度 銘柄別CM好感度トップ10（全6833銘柄）　※（）内は代表作品名
1位：KDDI『au』（「三太郎シリーズ：進め！そっちだ！」篇）
2位：リクルート『タウンワーク』（「吊り橋」篇）
3位：ユニクロ『UNIQLO』（「ワイドパンツはみんなのものへ。」篇）
4位：アサヒビール『アサヒ生ビール』（「2022年もおつかれ生です」篇）
5位：KDDI『UQ』（「UQUEEN・カモの親子」篇）
6位：Uber Eats Japan『Uber Eats』（「今夜、私が頂くのは…帽子」篇）
7位：ソフトバンク『ワイモバイル』（「家族はいいのだ」篇）
8位：サントリーホールディングス『BOSS』（「宇宙人ジョーンズ・禁じられた惑星」後篇）
9位：出前館『出前館』（「Demaecanしよ？スイーツ」篇）
10位：アサヒビール『スーパードライ』（「最高の渇きに。イチロー」篇）

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