お笑いコンビのAマッソが、15日放送のテレビ東京『開運！なんでも鑑定団』（後8：54〜後9：54）に出演した。村上が持ち込んだお宝が本物だと判明し、高額判定となった。

　村上が持ち込んだのは「棟方志功の版画」。番組では、蔵を所持するほどの骨董（こっとう）好きという村上の祖父・彰さんを取材し、蔵には、50年以上かけて集めた幅広いジャンルの骨董1000点がずらりと並んでいた。MCの今田耕司は「おじいちゃんの蔵、すっごいな」と驚きが隠せない様子だった。

　彰さんは、今回のお宝について「500万円ぐらいのお茶道具と交換した」と紹介。「愛ちゃん、これ全部本物だから。とんでもないことになるよ」と自信を見せた。村上は「500万円」と予想した。

　相方の加納は「本物じゃなかったら、あの自信満々なのだいぶダサいですよね」と疑い気味。今田も「ああいう人ね、80%以上偽物。本物ってもっとこう迫力というか。削りが甘いもん」と共感した。

　鑑定結果は、1400万5000円。今田は「おじいちゃん、申し訳ありませんでした！」と深々と謝罪。村上は「おじいちゃ〜ん！」と絶叫して喜んだ。

　鑑定人の「思文閣」代表取締役・田中大氏は、「釈迦十大弟子」は縮小して印刷したもので5000円、「清浄韻　挙身微笑の柵」と「清浄韻　施無畏の柵」は対になる作品で1400万円と鑑定。「2点一緒にそろうことは、本当に珍しい」と説明した。村上は「うれしいですね！おじいちゃん、今度会ったら抱きしめますね」と喜びを伝えた。