7人組アイドルグループの#ババババンビが21日、東京・中野サンプラザで初のホールワンマンライブ「バンビの野望」を開催した。同日、メンバーがライブ前の取材会に出席し、コロナ禍でデビューしたアイドルの難しさと、過去最大規模となる同公演前の思いを語った。 2020年1月に結成した#ババババンビ。池田メルダ、小鳥遊るい、岸みゆ、水湊みお、吉沢朱音、宇咲、近藤沙瑛子の7人で活動する同グループのコンセプトは「#馬馬馬子鹿」「馬と鹿」。「今の日本、イヤなことやムズカしいこともたくさんあるけれど、この瞬間だけは”馬鹿”みたいに楽しくいきたい」という願いが込められている。 中野サンプラザから、より大きな会場へと羽ばたいてくアイドルが多い中、目標にするアイドルについて質問が及ぶと、全員共通して「目標はいない」と明かす。小鳥遊は「正直、コロナ禍にデビューしたアイドルが私たちくらいからのスタートなので、これまでのアイドルさんのロールモデルが自分たちに合わないんです。コールとかも聞いたことないし…」と難しさも語るが「応援してくださっているファンの方のほうが大変なのかなと思います」とファンへの気遣いも見せた。 水湊は、コロナ禍でデビューしたアイドルだからこそ「声出しができないからと振りコピがしやすい振り付けをしたり、工夫していました。コールも聞いてみたいけど、メンバーもファンのみなさんも楽しんでいると思います」と心境を吐露した。 岸もポジティブに「コロナ禍での苦労があったからこそ、みんなとの絆も強いのかなと思います」と笑顔で語り、やっと対面でライブができることに全員が「うれしいです!」と喜びを爆発させていた。