俳優の濱田龍臣（22）が21日、大阪市内で行われたミュージカル『東京ラブストーリー』囲み取材に出席した。カンチ役を演じる濱田は、自身が中心となるラブストーリーは初めてと照れながら、「いいなー、こういう恋愛いいなー」と憧れを明かした。

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　漫画家・柴門ふみ氏の名作『東京ラブストーリー』は、愛媛出身の永尾完治（カンチ）が、赤名リカ、三上健一、関口さとみらと東京を舞台にみずみずしい恋愛群像劇を繰り広げる。織田裕二、鈴木保奈美らが出演し1991年に放送された連続ドラマは社会現象を巻き起こした。今回が初のミュージカル化となる。

　濱田は子役時代から東京の芸能界で活躍してきたとあって、「上京をしてきた東京の景色ってこうなんだなと新鮮。（東京や時代に）追いつこう、追いつこうという努力がステキで、東京って頑張っている人たちでできあがっている街なんだなと実感させられています」と感激の様子。「他人事みたいな感想」とはにかみ、「一視聴者としてけいこを観ています」と、ストーリーにどっぷりはまっていることを明かした。

　カンチ役については「すごく不器用で、頑張りたいんだけど、どうしたらいいかわからず足踏みしているかわいらしい男性」と紹介。一方で「自分は小さい頃から東京でお仕事をしていたので、東京におびえや怖いところはない」「自分で言うのもあれな

んですけど、不器用な方じゃない（笑）」と自己分析していた。

　【空キャスト】柿澤勇人、笹本玲奈、廣瀬友祐、夢咲ねね、【海キャスト】濱田、唯月ふうか、増子敦貴、熊谷彩春、の2チーム制。11月27日〜12月18日の東京・池袋の「東京建物 Brillia HALL」で幕開けし、大阪では12月23日〜25日に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される。愛知公演（2023年1月14日、刈谷市総合文化センターアイリス 大ホール）、広島公演（1月21日・22日、JMSアステールプラザ大ホール）も予定。