人気グループ・Kis-My-Ft2が出演する20日放送のフジテレビ系バラエティー『キスマイ超BUSAIKU!?』（毎週木曜　深025）では、SNSでひそかに話題を呼んでいるオリジナル企画「なごや男子」の第5話を送る。

　「なごや男子」とは、千賀健永扮(ふん)する会社員“千賀ケント”が仕事をやめて「愛する地元・名古屋を盛り上げるために、名古屋発のアイドルグループ“なごや男子”を作る」と決意し、メンバーを集めていくプロジェクト。すでに、愛知県出身の金田哲（はんにゃ）が演じる「金森哲夫」、名古屋出身の熟年演技派俳優として、“物忘れキャラ”の70歳・田山涼成ふんする「田山流星」に加え、その体格のギャップを全面に打ち出した“体脂肪高すぎ”じん川じん（パパラビーズ・じんじん）、そして、田山流星の孫・「田山心」（寺田心）が加入している。

　「なごや男子」発足まで、残りメンバー枠はあと2人。リハーサル室で、歌とダンスの振り付けをしているメンバーに、最年少の田山心が「名古屋発のアイドルになるんやら？」と質問を投げかけ、既存メンバーの一人ひとりに厳しい指摘を入れていく。リーダーの千賀ですら、「アイドル失格です！」とバッサリと斬り捨てられてしまう事態に…。

　すると、そこに、オーディションを受けに来たイケメン男子が一人現れる。自らをアピールすべく、“手羽ジャンプ！”、続けて、“みそカツバク転！”と名古屋を代表するグルメの名前を入れ込んだアクロバティックな技を次々と披露。すると、田山心がリーダー千賀との驚きの“共通点”に気が付き、オーディションは急展開を迎える。果たして、6人目の新メンバーとは。

　スタジオでは、ゲストに池田美優、小山ティナ、若槻千夏の3人を迎え、映画でよく見る「地球の危機を救うヒーロー！最後のキュンとする去り際」に千賀、宮田俊哉、横尾渉、藤ヶ谷太輔、二階堂高嗣が挑戦。5人は自身が地球を守るヒーローだと知らないマイコに真実を告げ、キュンとする最後の別れを演出する。

　千賀は、独創的に作り上げた千賀ワールド全開のヒーロー役で、ゲストの小山も「全キモ（すべてキモい）」と口にするほど衝撃設定を狂演。続く宮田は、デート中に出動命令のコールが鳴り響く中、素性を明かす優しいヒーローに。横尾は珍しく（!?）迫真の演技で、あの世界的にも有名なヒーローの“ワンシーン”を完全再現。メンバーは大爆笑も、女性ゲストには刺さらず…。二階堂が描いた「重くつらい設定」に、若槻からは「わかってない！若いね！まだ」と辛口コメントが降り注ぐ。

　そして、ラストを飾った藤ヶ谷は、高得点常連者ということもあり、前半はドラマ風の好感度が高い彼氏役を熱演。しかし、突如としてダサすぎる着信音が鳴り響く中、後半に向けてストーリーが動き出す。そして、手作り感満載の“変身姿”にスタジオ一同が失笑した結末とは。

　収録を終えた千賀は「今までは自然なシチュエーションの中で、キュンとさせることが多かったんですが、今回は非現実的なシチュエーションで難しかったですね。女性にキュンとしてもらうためには、何をすればいいのか。そこにこだわって作らせていただきました！」と手応え。メンバーそれぞれの個性が爆発したヒーロー演出に注目だ。