5人組YouTuber・コムドットのやまとが15日、都内で行われた書籍『アイドル2.0』の出版記念イベントを開催し、取材会を行った。

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　『アイドル2.0』というタイトルに込めた思いも。「実はタイトルから決めていて。ビジネス書を出したいと思った。『聖域』が40万部の大ヒットをしていたので、その『聖域』とは全く違うアプローチで何か本を通して届けたいと思って、もうちょっと視点を上げた。よりビジネス的な、より実用的な本を出したいと思って、編集担当に『本を出したいです』と言った」と振り返る。

　「YouTube界でコムドットは『アイドル』と言われる。ポジティブというよりは、ネガティブなイメージで。結構、悔しい気持ちもある。そう言われるのであれば、僕たちは従来のアイドルから進化しているんだぞ、とタイトルにトゲを着けて世間の目を引こうと思って」と当初のイメージを明かしていた。

　また、どんな人に読んでほしいかも明かす。「1番最初の原動力として、コムドットは世間的に嫌われている。悪目立ちしているというイメージが先行してしまって。自分らの本来の形ではない姿で伝わってしまっている。その層が大人の方。だんだん若い子のイメージは変わって、コムドットにネガティブなイメージを抱く若い子は、あまりいない。やっぱり、それでも大人の人たちは情報が少ないですから僕たちに対して、あまりいいイメージを持っていないのかな。そのイメージを払拭するために書いた本と言っても過言ではない。僕たちに対してネガティブなイメージを持っている人には、ぜひ読んでほしい」と呼びかけていた。

　3部構成で講演を実施。約1万通の応募があり、第1部の中高生が500人、第2部の大学生が550人、第3部の社会人が570人と1620人の前で講演を行った。

　「コムドットは、売れるべくして売れた」。リーダーとして、社長として、コムドットやまとが積み重ねてきた泥くさい試行錯誤と緻密な分析、徹底的に練り込まれた戦略の全てを初めて明かしている。

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