俳優の鈴木紗理奈、竹内茉音が6日、東京・池袋のサンシャイン劇場で宅間孝行作・演出・出演の舞台「タクフェス」第10弾『ぴえろ』の開幕直前取材会に参加した。

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　明菜役の竹内は、金髪で下町のヤンキーに。「気合いの入った女の子なので、気合いでがんばりたい」と竹内はやる気満々に。近くには“頼れる先輩”である元ヤン・鈴木もいたため、熱血指導が入ったそう。宅間が「茉音がやってる役は『お前、違ぇんだよ』って」とバラすと、鈴木は「『らりるれろ』で舌を巻かないから最初に注意しました。ヤンキーは巻くので」と返し、会場は大爆笑だった。

　取材会には、佐野和真、浜谷健司（ハマカーン）、三戸なつめ、太田奈緒、柴田理恵、モト冬樹も参加した。

　『ぴえろ』は、2001年の初演、2005年の再演以来上演されていなかった宅間の原点ともいえるサスペンスコメディ。お間抜けな泥棒コンビの沢木（宅間孝行）とヤス（佐野和真）がその夜忍び込んだ先は、東京は下町、蔵前の寿司屋「すし政」。あっけなく見つかりボコボコにされ気絶…。しかし、翌朝目覚めた沢木を出迎えたのは「おかえり！　テル！」という勘違いの歓迎の嵐で…、という物語。スピンオフのミニドラマがYouTueb、Tik Tokで配信中となっている。

　きょう7日から16日まで同所で上演され、その後は、仙台、青森、福岡、札幌、大阪、足利、名古屋を回る。