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『Mステ』7代目サブMCは入社半年の新人・鈴木新彩アナ 「オタク気質」「乃木坂46の大ファン」の素顔

 テレビ朝日の音楽番組『ミュージックステーション』(毎週金曜 後9:00)の7代目サブMCに、同局入社1年目の鈴木新彩(すずき・さらさ)アナウンサーが就任したことが29日、わかった。鈴木アナは10月7日放送回から登場する。

入社半年で『ミュージックステーション』7代目サブMCに抜てきされた鈴木新彩アナウンサー(C)テレビ朝日

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 1986年10月にスタートし、来月に放送36周年を迎える『ミュージックステーション』は、開始当初はサブMCを中原理恵、生島ヒロシ有賀さつきらが務めていたが、1996年4月以降は、局アナが歴任。鈴木アナは7代目となる。

■『Mステ』テレ朝アナウンサーの歴代サブMC
1996年4月〜2000年3月:下平さやか 入社2年目
2000年4月〜2004年3月:武内絵美 入社2年目
2004年4月〜2008年9月:堂真理子 入社1年目
2008年10月〜2013年9月:竹内由恵 入社1年目
2013年10月〜2018年9月:弘中綾香 入社1年目
2018年10月〜2022年9月:並木万里菜 入社1年目
2022年10月〜:鈴木新彩 入社1年目

 今年4月に入社した鈴木アナは、8月29日放送の『お願い!ランキングpresentsそだてれび』(毎週月〜木 深0:45 ※関東ローカル)の進行役で番組デビューしたばかり。いきなりの看板番組サブMC抜てきに「とてもびっくりしました」と打ち明け、アナウンス部長から打診されたときには「放心状態でした」と胸中を吐露。「まだどこか現実感がないような状況です」と明かす。

入社半年で『ミュージックステーション』7代目サブMCに抜てきされた鈴木新彩アナウンサー(C)テレビ朝日

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 小田隆一郎ゼネラルプロデューサーは「度胸があって機転が利く」と評し、太鼓判。これまでのサブMCとは一味違った魅力を持っているという。23日に番組を卒業したばかりの6代目サブMC・並木万里菜アナウンサーや、2018年9月に卒業した5代目・弘中綾香アナウンサーからもらった「アーティストへのリスペクトを忘れずに」というアドバイスを胸に、10月からの初放送に臨む。

 鈴木アナは「昔からけっこうオタク気質」と自己分析。「KARA少女時代から入り、乃木坂46私立恵比寿中学…とずっとアイドルが大好きなんです」と打ち明け、なかでも「中学時代から乃木坂46の大ファン」と告白。フィギュアスケート観戦も趣味で、「週末は大会をチェックするため、多忙です」と笑う。

 MCのタモリとも既に対面。学生時代、吹奏楽部でホルンを担当していたという鈴木アナは、トランペット演奏でも知られるタモリと“金管楽器奏者”トークに花を咲かせたそう。この初対面の様子は、YouTubeのMステ公式チャンネルで近日公開予定。

■鈴木新彩アナコメント「アーティストへのリスペクトを忘れずに」

入社半年で『ミュージックステーション』7代目サブMCに抜てきされた鈴木新彩アナウンサー(C)テレビ朝日

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――最初に『ミュージックステーション』サブMC就任の話を聞いたとき、どう思いましたか?

とにかくびっくりしました。アナウンス部長から電話をもらったのですが出られず、「緊急で内密の話があるので折り返してください」とメッセージが来たんです。「何があったのだろう」とすごくドキドキしながらかけ直したのを覚えています。部長とお話しした後は、放心状態でした…。

『ミュージックステーション』は小学生の時からずっと見ていた番組だったので、そこに自分が加わるというイメージがまるでできなくて、「10月からあなたがサブMCです」と言われても、自分の話をされているとは、とても思えませんでした。9月になり、番組の見学に行かせていただいたり、このように衣装合わせや写真撮影、インタビューなどを体験しても、まだどこか現実感がないような状況です。

――「サブMCになる」ということをまず誰に伝えたいと思いましたか?

中学、高校の部活の顧問の先生に伝えたいと思いました。私は学生時代、吹奏楽部に所属していたのですが、そこでは毎年演奏会が開かれていたんです。その演奏会で高校3年間ずっとMCを務めさせていただいて、それが私にとっても人生で初めての“MC”でした。その経験があったからこそ今につながっている部分もあり、またこうして“音楽”に関わりながらMCをできるので、その喜びを顧問の先生にお伝えしたいです。

――『ミュージックステーション』のイメージは?

とにかくまぶしくてキラキラしている番組、という印象です。中学時代から乃木坂46の大ファンで、Mステに乃木坂46の皆さんが出演するときは絶対にオンエアを見て、「今日は何番目に登場するかな」「タモリさんとどんな会話をするんだろう」ということに一喜一憂していた記憶があります。

またJUJUさんが「Hello, Again 〜昔からある場所〜」のカバーを披露されていたのと、レベッカさんが再結成時に出演されたときに「フレンズ」を披露していたのがとても印象に残っています。今の曲だけではなく、カバーされた曲や昔の曲も聴けることで、幅広い世代の曲に触れることができるのも、Mステの魅力だと思います。

――サブMC就任にあたり、先輩アナウンサーからアドバイスなどはもらいましたか?

弘中綾香さんと並木万里菜さんにお話を伺ったところ、お二人とも共通しておっしゃっていたのが、「アーティストの方へのリスペクトを忘れずに」ということでした。Mステに出演してくださるからには、「また出演したい」と思っていただきたいですし、アーティストの方々がいらっしゃらなければ番組は成り立ちませんので、私もアーティストの方々へのリスペクトは忘れずに頑張っていきたいと思います。

――ちなみに鈴木アナの趣味は?

フィギュアスケート観戦です! 学生時代から大会やアイスショーに足を運んでおり、入社してからはさらに現地に行く回数が増えました! 最近は、ジュニアグランプリシリーズや国内大会、チャレンジャーシリーズを配信等で観戦。週末は大会をチェックするため、多忙です(笑)。また、フィギュアスケートをきっかけに曲をハマることも多いです。昨季はイギリスのアイスダンスのカップルが使用していたKISSの「I Was Made For Lovin’ You」をずっと聴いていました。

また、私は昔からけっこうオタク気質で、KARA、少女時代から入り、乃木坂46、私立恵比寿中学…とずっとアイドルが大好きなんです。高校時代の写真を見返すと、友達の写真より乃木坂46の写真のほうが多くてびっくりします(笑)。

――自分にしかないアピールポイントなどは?

ホルンが吹けることです! タモリさんはトランペットをやられていて、私は学生時代にホルンを演奏していたので、タモリさんとお話ししたときもその話題で盛り上がりました。ただ、学生時代以来、しばらくホルンは吹いていないので、まずは掃除をして、少しずつ音を出す練習から始めたいと思います。

――視聴者の方々に向けて意気込みをお願いします。

全国の皆さん、はじめまして! 10月から『ミュージックステーション』サブMCとして、音楽のすばらしさを皆さんにお伝えできるよう頑張ります。

生放送なので、何が起こるかわからないドキドキ感と緊張感を持ちつつ、毎週生放送で豪華なアーティストの方々をお迎えできる喜びを味わいながら、皆さんの魅力をお伝えすることに注力していきたいと思います。そしてMステはトークも見どころの1つですので、アーティストの知られざる一面なども引き出していけたらと思っています。

アナウンサーとしてのこれ以上ないという舞台をいただいたので、先輩方からのバトンをしっかりと引き継ぎ、責任感を持って全うしていきます!

■小田隆一郎ゼネラルプロデューサー コメント

並木アナがサブMCを務めた4年間のうち、およそ2年半の期間が“コロナ禍”での生放送でした。スタジオにアーティストの皆さんを呼べない時期もあり、観客入れはストップ、ディスタンス確保のためバンドやグループのパフォーマンスも難しい…そんな困難な状況下で、スタッフと一緒に手探りで番組制作に尽力してくれた並木さんに感謝です。

彼女の誠実なキャラクターは番組に安心感をもたらし、それがタモリさんやアーティストの方々の並木アナに対する信頼感にもつながったのだと感じています。4年間、本当にお疲れ様でした!

鈴木アナに関しては、彼女を最初に見たとき、“度胸がある”、“機転が利く”という第一印象を受けました。

入社前のアナウンサー面接の映像を拝見したのですが、そこで鈴木さんが「好きな番組は『激レアさん』です」と発言すると、面接官の加地倫三エグゼクティブプロデューサー(『ロンドンハーツ』『アメトーーク!』)が「ちょっと『激レアさん』の進行できる?」と無茶ぶり(笑)。すると、即興で自分のことを激レアさんに見立てて解説をやってのけたのです。その様子を見て驚いた記憶があります。

Mステは生放送なので、トークなどで予想外の展開になることも多く、彼女の“度胸”と“機転”が生かされることを楽しみにしています。

ちなみに、先日の放送後に、鈴木アナがタモリさんの楽屋を訪ねて初めてごあいさつしました。その際にタモリさんから貴重なアドバイスや趣味の話が飛び出すなど、興味深いトークが交わされました。

この「初タモリ」の模様は、近日、鈴木アナのお披露目記者会見の際に映像を公開する予定なので、ご期待いただけると幸いです。

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  1. 1. 『Mステ』7代目サブMCは入社半年の新人・鈴木新彩アナ 「オタク気質」「乃木坂46の大ファン」の素顔
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