俳優の石垣佑磨（40）と元テレビ長崎アナウンサーでタレントとして活動する森真奈美（26）が結婚した。29日に石垣が所属するホリプロが書面を通じて報告した。

　所属事務所によると、出会いは昨年の秋。映画『虎の流儀』（9月30日公開)での共演がきっかけ。2人で芝居をするシーンはなかったが、石垣が撮影している現場を撮休中の森が見に来ていたことで知り合い、その後、交際に発展。石垣の40歳の誕生日である、きのう8月28日に、2人で都内の区役所に婚姻届を提出した。

　大学まで陸上選手だった森は、全国大会に出場するほどの本格的なアスリート。「なのに体型は小柄で、性格はおっとり。そのギャップに惹かれた」と石垣は話しているという。一方の森は、石垣について「努力家で意外と真面目なところ、しっかりしているように見えて天然でドジっ子少年なところ、男気があるのにオチャメなそのギャップ、一緒にいて一生飽きないところ」と答えていたという。

　今年5月、森の両親へのあいさつで長崎県を訪れた石垣。両親と姉が陸上選手という陸上一家の森の家族だが、石垣と森の父はずっとスポーツの話題で盛り上がったそう。ハウステンボスで、地元テレビ局のアナウンサーだった森に気づいた人たちが騒ぐ中、マスクのせいか誰にも気づかれない石垣は、一人チューリップ畑を見つめていたという。

　長崎名物の角煮まんじゅうの店では、定番を注文する石垣の横で、以前取材で同店を訪れたことのある森は、こっそり裏メニューの黒毛和牛まんじゅうを食べていたというエピソードも。今では、ほとんど酒を飲まない石垣のために、時間がある時は、毎日作ってくれる料理自慢の森。石垣の一番のお気に入りは、タコス料理だという。

　石垣は、1982年8月28日生まれ。東京都出身。2000年、映画『仮面学園』でデビュー。ドラマ『ごくせん』『浅草ふくまる旅館』『夏雲あがれ』、映画『あずみ』『宇宙刑事ギャバン』などに出演。舞台『コムサ de MANZAI』が9月15日〜21日、ヒューリックホール（東京）で上演する。

　森は、1996年6月14日生まれ。長崎県出身。元テレビ長崎アナウンサー。2021年9月、同社退社後はフリーのタレントとして活動。学生時代は、陸上選手として数々の全国大会に出場した。