格闘家の那須川天心選手が、20日放送のTBS系バラエティー『炎の体育会TVSP』（後7：00）に出演。KAT−TUN・上田竜也＆ジャニーズWEST・重岡大毅の“上田ジャニーズ軍”と「体育会オリジナルルール」のボクシング対決が行われ、那須川選手が勝利した。

　7月23日の放送で発表され、SNSを中心に大きな話題となった今回の対決。今回のオリジナルルールでは、上田と重岡が2分2ラウンドで那須川選手とそれぞれ対戦。那須川の顔面にクリーンヒットパンチを打てたら勝利となり、那須川選手は攻撃を回避するために利き手とは逆の右パンチを打つというルール。解説は元K-1世界王者の魔娑斗が務めた。

　試合前に上田は「めちゃめちゃドキドキ」、重岡は「味わったことない空気感」と緊張した面持ち。那須川は「みんなに格闘技を知ってもらいたい。エンターテインメントを通じて格闘技をやりたいと思ってくれる人が増えれば」とコメントしていた。

　1回戦に登場した重岡は、序盤から連打を繰り出し1ラウンド目で1発目のクリーンヒットを決めるも、2ラウンド目では那須川選手の反撃ももらってしまい、クリーンヒットを奪えず制限時間を迎えた。試合を終えた重岡は「一生ない無い経験をさせてもらった。この経験を力に変えてこれからも頑張ります」と感想を語った。

　続いて2回戦に登場した上田は、いきなりエンジン全開の那須川選手からなかなかクリーンヒットを奪えずそのまま1ラウンドが終了。2ラウンド目でも猛攻を仕掛ける上田だったが、魔娑斗も「本気出してますよ天心」というほどの動きを見せた那須川選手に翻弄されクリーンヒットできず。試合を終えた上田は「忍者かと思いました」と驚きを明かし、那須川選手も2人を「本当にジャニーズなのかなと。格闘家の目をしていたし、格闘技ってかっこいいだろというのをみんなに伝えられたかなと思います」と伝えた。

　ここで終わりかと思いきや、急きょ3分1ラウンドの勝負が決定。1分交代で上田、重岡に加え、オードリーの春日俊彰も参戦することに。最終ラウンドもクリーンヒットを当てることはできなかったが、上田は「当たらなかったですけど、楽しくできた」、重岡も「こういう経験させてもらって、すごく強くなれた気がします」と感想を語った。そして那須川選手も「何かをやろうとしている子どもたちに勇気を与えられたんじゃないかなと思います」とテレビの前の視聴者へ思いを伝えた。