「SWEET MEMORIES」「モニカ」「My Revolution」「そして僕は途方に暮れる」など数々のヒット曲の編曲を手がけたことで知られ、1997年に46歳の若さで他界した作編曲家・大村雅朗さんの没後25年のトリビュート・コンサートとして、9月23・24日に福岡・キャナルシティ劇場で行われる『大村雅朗 25th Memorial Super Live』の追加出演者が発表された。
新たにラインナップされたのは、23日公演の中川翔子。さらに、トークゲストとして作詞家の松本隆氏(両日)、音楽プロデューサーの木崎賢治氏(24日)、ゲストDJ・砂原良徳(両日)の出演も決定した。砂原はゲストアーティストとのコラボも予定している。
大村さんとともに多くの名曲を生み出した松本氏は「松田聖子の作品作りはほとんど曲先で、サウンドも7割くらい仕上がったテープが回ってくる。大村君の弾く電気ピアノのメロディーに、あとは言葉をはめるだけだった。そうして彼とぼくの間に鋼鉄の信頼が構築された」と振り返っている。
出演はほかに、ばんばひろふみ、八神純子、渡辺美里、大澤誉志幸、川崎鷹也、槇原敬之、南佳孝。音楽監督は20代半ばから大村さんの作品に参加してきた佐橋佳幸(Gt)、大村さんの楽曲に影響を受け編曲家の道を志したという亀田誠治(Ba)の両氏がタッグを組み、リスペクトにあふれた音楽を2日間届ける。佐橋・亀田両氏のコメントも到着した。
なお、9月21日には、本公演の準備の中で企画が進められたという2枚組アナログレコード『大村雅朗の奇跡〜Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治〜』(完全生産限定盤)をリリース。大村さんが編曲した作品を集めた河合奈保子の2枚組CD『Masaaki Omura Works〜大村雅朗作品集〜』、大村雅朗初のプロデュース作品として知られる吉川晃司主演映画のサウンドトラック盤『The Soundtrack "YOU GOTTA CHANCE" Original Motion Picture Soundtrack by MASAAKI OHMURA』のリマスターも同日発売される。
■松本隆氏コメント
大村雅朗は編曲家というより、繊細で傷つきやすく、苦悩する芸術家だった。松田聖子の作品作りはほとんど曲先で、サウンドも7割くらい仕上がったテープが回ってくる。大村君の弾く電気ピアノのメロディーに、あとは言葉をはめるだけだった。そうして彼とぼくの間に鋼鉄の信頼が構築された。
聖子の結婚の時、アルバムからぼくの名は消えたが、その後『SUPREME』で復帰すると、今度は彼がいなかった。ぼくは彼の繊細さを守ろうとしたのだが、結局、彼は早逝してしまった。ぼくはかけがえのない才能を失ってしまった。大村雅朗、彼の天才をぼくは深く深く深く歴史に刻んで永遠に残したい。
■佐橋佳幸氏コメント
『チーム・バク(大村さんの愛称ですね)』の“レッキング・クルー”の一員として20代半ばからたくさんの作品に参加させていただいた僕と、大村作品を聴いて編曲家の道を志した亀ちゃん(亀田誠治)と、二人で音楽監督を務めることになりました。大村さんの人柄や仕事の流儀などを当時の仕事仲間らと共に回想しつつ、時代を超えて色あせることのない彼の音楽の輝きを、多面的に掘り下げ、ステージで甦らせたいと思います。楽しみにしていてください。
■亀田誠治氏コメント
20歳の時に「そして僕は途方に暮れる」で大村サウンドの洗礼を受けて以来、「この曲かっこいいな」と思うとそこには【編曲:大村雅朗】のクレジットがありました。
実は僕は音楽家としてのブレイクが遅く、生前の大村雅朗さんにお会いする機会がありませんでした。だからこそ今度は僕が大村さんから受け取ったバトンをみなさんに渡していく番です。25周年のメモリアルで大村さんゆかりのアーティストが、大村さんの故郷福岡に集います。ステージでは心を込めて大村さんの音楽を鳴らしたいと思います。
■『大村雅朗 25th Memorial Super Live』概要
日時: 9月23日(金・祝)・24日(土)
【音楽監督】佐橋佳幸(Gt)/亀田誠治(Ba)
【Special Band】山木秀夫(Dr)/今剛(Gt)/石川鉄男(Mp)/斎藤有太(Key)
【Guest Artist】
9月23日(金・祝):ばんばひろふみ/八神純子/渡辺美里/中川翔子
9月24日(土):大澤誉志幸/川崎鷹也/槇原敬之/南佳孝
【Guest DJ】砂原良徳(両日)
【Talk Guest】
9月23日(金・祝):松本隆
9月24日(土):松本隆/木崎賢治
新たにラインナップされたのは、23日公演の中川翔子。さらに、トークゲストとして作詞家の松本隆氏(両日)、音楽プロデューサーの木崎賢治氏(24日)、ゲストDJ・砂原良徳(両日)の出演も決定した。砂原はゲストアーティストとのコラボも予定している。
大村さんとともに多くの名曲を生み出した松本氏は「松田聖子の作品作りはほとんど曲先で、サウンドも7割くらい仕上がったテープが回ってくる。大村君の弾く電気ピアノのメロディーに、あとは言葉をはめるだけだった。そうして彼とぼくの間に鋼鉄の信頼が構築された」と振り返っている。
出演はほかに、ばんばひろふみ、八神純子、渡辺美里、大澤誉志幸、川崎鷹也、槇原敬之、南佳孝。音楽監督は20代半ばから大村さんの作品に参加してきた佐橋佳幸(Gt)、大村さんの楽曲に影響を受け編曲家の道を志したという亀田誠治(Ba)の両氏がタッグを組み、リスペクトにあふれた音楽を2日間届ける。佐橋・亀田両氏のコメントも到着した。
なお、9月21日には、本公演の準備の中で企画が進められたという2枚組アナログレコード『大村雅朗の奇跡〜Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治〜』(完全生産限定盤)をリリース。大村さんが編曲した作品を集めた河合奈保子の2枚組CD『Masaaki Omura Works〜大村雅朗作品集〜』、大村雅朗初のプロデュース作品として知られる吉川晃司主演映画のサウンドトラック盤『The Soundtrack "YOU GOTTA CHANCE" Original Motion Picture Soundtrack by MASAAKI OHMURA』のリマスターも同日発売される。
■松本隆氏コメント
大村雅朗は編曲家というより、繊細で傷つきやすく、苦悩する芸術家だった。松田聖子の作品作りはほとんど曲先で、サウンドも7割くらい仕上がったテープが回ってくる。大村君の弾く電気ピアノのメロディーに、あとは言葉をはめるだけだった。そうして彼とぼくの間に鋼鉄の信頼が構築された。
聖子の結婚の時、アルバムからぼくの名は消えたが、その後『SUPREME』で復帰すると、今度は彼がいなかった。ぼくは彼の繊細さを守ろうとしたのだが、結局、彼は早逝してしまった。ぼくはかけがえのない才能を失ってしまった。大村雅朗、彼の天才をぼくは深く深く深く歴史に刻んで永遠に残したい。
■佐橋佳幸氏コメント
『チーム・バク(大村さんの愛称ですね)』の“レッキング・クルー”の一員として20代半ばからたくさんの作品に参加させていただいた僕と、大村作品を聴いて編曲家の道を志した亀ちゃん(亀田誠治)と、二人で音楽監督を務めることになりました。大村さんの人柄や仕事の流儀などを当時の仕事仲間らと共に回想しつつ、時代を超えて色あせることのない彼の音楽の輝きを、多面的に掘り下げ、ステージで甦らせたいと思います。楽しみにしていてください。
■亀田誠治氏コメント
20歳の時に「そして僕は途方に暮れる」で大村サウンドの洗礼を受けて以来、「この曲かっこいいな」と思うとそこには【編曲:大村雅朗】のクレジットがありました。
実は僕は音楽家としてのブレイクが遅く、生前の大村雅朗さんにお会いする機会がありませんでした。だからこそ今度は僕が大村さんから受け取ったバトンをみなさんに渡していく番です。25周年のメモリアルで大村さんゆかりのアーティストが、大村さんの故郷福岡に集います。ステージでは心を込めて大村さんの音楽を鳴らしたいと思います。
■『大村雅朗 25th Memorial Super Live』概要
日時: 9月23日(金・祝)・24日(土)
【音楽監督】佐橋佳幸(Gt)/亀田誠治(Ba)
【Special Band】山木秀夫(Dr)/今剛(Gt)/石川鉄男(Mp)/斎藤有太(Key)
【Guest Artist】
9月23日(金・祝):ばんばひろふみ/八神純子/渡辺美里/中川翔子
9月24日(土):大澤誉志幸/川崎鷹也/槇原敬之/南佳孝
【Guest DJ】砂原良徳(両日)
【Talk Guest】
9月23日(金・祝):松本隆
9月24日(土):松本隆/木崎賢治
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2022/07/29