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トニセン、無理するのやめた活動 確立したマイペース…「目標を決めない」ゆる〜く生きる今

 8月1日にリリースされる、20th Century(通称:トニセン)の配信楽曲第2弾「風に預けて」。疾走感より「自分たちのペースで気ままに進んでいく」をテーマにした楽曲で、“マイペース感”あふれる一曲になっている。昨年、V6が解散しつつも精力的に活動を続けているトニセンの3人・坂本昌行(51)、長野博(49)、井ノ原快彦(46)だが、物事に取り組む際、大切にしていることは「無理をするのはやめた」と話す。1995年のデビューから27年、確立した“ゆる〜い”雰囲気や背伸びをしない理由を語ってもらった。

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――歌詞には「急がなくたっていい いつだってここがゴール」「君にしか見えないものが一番大切な」などがあり、マイペースの大切さを伝えている曲に感じられました。初めて楽曲を聴いた時の印象は、どのようなものでしたか。好きな歌詞があれば教えてください。

【井ノ原】 「頑張らなくていいんじゃない?」と、僕らの音楽活動を象徴しているように感じました。僕らが辿ってきた道が映像として頭に浮かんでくる曲だなと、3人で話しました。

 歌詞の「君だけの輝きだから 誰にも内緒でいいのさ」は、自分が楽しければそれでいいという感じがします。僕らがよく話すのは、「無理するのはやめようぜ」でして(笑)もちろん、物事に対して頑張るのですが、“楽しいことを頑張っていきたい”というメッセージ性は心に刺さりました。

【坂本】 違感がない、僕ららしい楽曲でした。僕らのスタンス、歩幅が噛み合った曲でしたので、自然に受け入れられました。

 V6時代のグループ6人の時もそうでしたが、「目標を決めない」「ゴールを決めない」というスタンスで活動をしてきたので、歌詞にある「いつだってここがゴール」「行き着いたそこがゴール」という部分は、「あ、気がついたらここがゴールだったんだ」と、今までの活動と重なるところもあって共感しました。

【長野】 好きな歌詞は「君にしか見えないものが一番大切なのさ」です。人それぞれ価値観が違うので、自分が見えているものを信じる、背中を押してもらっているような、メッセージ性を感じました。

――個人的に今回の楽曲のマイペース感は、今のトニセン3人の雰囲気を表しているように感じました。10代、20代のころは若さの勢いで行動をしていた時期もあったと思いますが、先ほどお話があった「無理するのはやめようぜ」「頑張らなくていいんじゃない?」という考え方に変化したのはいつごろでしょうか。

【井ノ原】 「後輩たちに恥じないように活動しよう!」という意識はあまりなく、おっしゃる通り、僕らは自分たちのペースで“ゆる〜く”やっています。後輩たちへ「こういう生き方もあるよ」と道しるべになるような、感じてもらえたらいいですね。

 僕が40歳を超えた時は、坂本君は45歳ですっかりマイペースな生き方をしていました(笑)「肩の力が抜けてきました!」と言っていた時期だと思うのですが、それを今は言わなくなってしまったので、すっかり僕もマイペースですよね(笑)

 ただ、トニセン3人で活動していても今まではV6という戻る場所があったので、今はそれがない。今はトニセンが活動のメインになっていると考えると不思議です。ラジオも27年目に突入して、2人(長野・坂本)の近況もわかりますし、「頑張るのはやめようね」と話し合っています。無理して頑張らないとダメそうだなと仕事で感じたら、やらないようにしているかも知れません(笑)決して頑張らないわけではないのですが、もう、十分頑張ったので、無理をしないことで余裕が生まれていることがマイペースに繋がっているのかも。

【坂本】 これまでの経験が大きいと思います。この年齢になると「これは触って持てるな」「これは触って持ってはいけないな」と、なんとなく物事に対して見極めができてきた。それが自分たちの引き出しとなって今の僕らがあるので、そのため自分たちの引き出し以上のことはしない。

 若い時は必要以上にがむしゃらに行動していましたが、すべての仕事に対して100%の力で取り組むことは疲れてしまう。年齢を重ねるごとに、自分たちが無理なくできる、自分らしく行動できることが明確になってきて、それが形となったのが今のトニセンのペースだと思います。

【長野】 当然ですが10代、20代の時に求められることと、30代、40代で求められることが違うので、僕らの仕事に限らず、みなさんも課せられる幅が変わってくると思います。

 それに対しての感覚や考え方が自然と変化するので、頑張っていても頑張っているように見せないことを自然とやっているかも知れません。それが今の年齢となって、マイペースに見えているかも。

――今後のトニセンとしての活動は、無理をしない「マイペースを貫く」ことを大切にしていくのでしょうか?

【井ノ原】 「無理をしない」と言いつつも、新しいことに挑戦はしているんです。グループのツイッターを開設したり…。ただ、「何でもかんでもやる!」必要はないと思っていて、その中で楽しいこと、興味のあることに力を入れていくことが大切だと思っています。僕らのようなグループはないので、ゆる〜くやらせてもらっています。

【坂本】 「頑張らない」ということは、「何もやらないこと」ではないのです。「頑張る」ってキラキラに輝くか、無理しているの2種類あると思うんです。「無理して、頑張っちゃってるね」か「頑張ったね!」と言われるか。

 僕らは何かをやろうとする時、自分たちのペースで何かを作り出したり、挑戦するようにしています。僕らもアクロバットとか相当頑張ってきたので、それを経ての今の僕らがあります。

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