人気グループ・Snow Manの阿部亮平が、11日発売の『AERA』7月18-25日合併号（朝日新聞出版刊）の表紙とインタビューに登場する。自身が出演する22日スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『NICE FLIGHT！』の印象に合わせて、花を空に浮かぶ雲に見たてた幻想的なセットで蜷川実花氏が撮影している。

　連ドラ初出演にして気象予報士資格を持つ航空管制官を演じる阿部は、実際に気象予報士資格を持つ適役ながら、自分とは違う人物を演じるのは「試行錯誤」の連続だと話す。「いまの課題は、自分の中に生まれるリアルな感情をナチュラルに表現すること」と分析する。役作りのため、英会話スクールに通ったり、管制官の勉強もしたりしているという阿部。大学院卒のアイドルで、勉強が得意、クイズ番組の常連というリアルな姿が役にも生きている。

　そんな阿部のモチベーションは「Snow Manをより多くの人に知ってもらって好きになってほしいという一心」「自分だからこそできる、グループに貢献できることをもっと増やしていきたい」という思い。グループについては「迷いそうになると『戻ろう』と思える自分の居場所です」と語る。

　メンバーそれぞれが活躍し、個人での仕事も増えている今だからこそ、Snow Manというグループが「他のものには形容しがたい、必要不可欠な存在」になっていると力を込める。阿部独自の言葉で、今の思いを深く語ったインタビュー、蜷川氏撮り下ろしの阿部らしい優しさにあふれる写真にも注目だ。

　今号からは新連載「松下洸平 じゅうにんといろ」がスタート。俳優・シンガーソングライターの松下が、いま会いたい人と自由に語り合う連載。最初のゲストとしてドラマ『最愛』で共演した俳優・井浦新が登場する。プライベートでも仲が良いという2人が共演時のお互いの印象や、芝居談義など、それぞれの人柄がそのまま出たあたたかな雰囲気で対談。見開きに大きく敷かれた対談中の写真は、柔和な表情に2人の関係性がそのまま表れている。連載タイトルは松下の手書き。思いが詰まった新連載となった。

　巻頭特集は「15分が人生を変える」。健康、睡眠、子育てなどの分野で1日たった「15分」これに気をつければ、生活が快適になるというコツを伝授する。感染再拡大による新型コロナの「第7波」についてもとりあげる。創刊時から続く名物連載「現代の肖像」は、サッカー男子日本代表監督、森保一氏に迫る。