4人組バンド・緑黄色社会が17日、全国19都市をめぐるホールツアー『Actor tour 2022』の埼玉公演を三郷市文化会館で行い、主題歌を手がけた『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝（ちんぷうでん）』（22日公開）から野原しんのすけが駆けつけた。

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　ボーカル＆ギターの長屋晴が「きょうは最高の1日にしたいと思っていますが…」と言い、「きょう、ここ埼玉は三郷公演だけのために、駆けつけてくれた方がいます！　サプライズゲスト！　しんちゃーん!!」と呼び込むと、忍者の格好をしたしんのすけが「ほほーい！　オラ、野原しんのすけだゾ〜！」と元気いっぱいに登場した。

　映画主題歌「陽はまた昇るから」のスペシャルコラボバージョンが披露され、サウンドに合わせてしんのすけもキレキレダンス。演奏が終わると、しんのすけは「みんな、この後も楽しんでね〜！」と投げキッスを送った。

　ギターの小林壱誓が「しんちゃんきょうはありがとう！　ステージで共演するなんて想像もしてなかったからきょうは夢のようだね！」と笑顔で伝えると、しんのすけは「いや〜お弁当食べてる途中だったゾ。お弁当の中にカルビとタンが入ってて、なんとご飯は松茸ご飯だったんだゾ〜」と和ませ、「楽しすぎて、オラも今日は興奮して夜眠れないゾ！明日も遅刻決定ってかあちゃんにいっとくゾ！　それに〜、リョクシャカのお客さんはみんなあったかくて家族みたいだゾ〜」と共演を喜んだ。

　さらに「じゃあ、勝手ながらいっときますか！」としんのすけが仕切り、「緑黄色社会〜〜！」と呼びかけると、映画シリーズでおなじみの合言葉「ファイヤー!!」にあわせてファンが腕を振り上げた。最後は長屋が「まだまだ楽しんでいきたいんだけど、次はしんちゃんのあの曲、やらない？」との誘い、名曲「オラはにんきもの」も披露した。

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