『ウルトラマンZ』などに出演する俳優・黒木ひかり(21)が12日、都内で行われたシンガポール政府観光局イベント『SingapoReimagine ULTRAMAN(シンガポール・リイマジン ウルトラマン) ふたたび旅へ。シンガポール』に出席。黒木が出演するプロモーションムービー『ウルトラマン -シンガポールの新たな力-』がお披露目された。 日本との外交関係樹立55周年を迎えた同国観光局のイメージキャラクターとして、テレビ放送開始から55年を迎えた初代ウルトラマンが起用され、コロナを打ち破り進化するイメージを重ね、田口清隆監督のメガホンで新撮ムービーが撮影された。2020年にテレビ放送された『ウルトラマンZ』で天才科学者オオタ ユカを演じた黒木が、今度はアリーシャ・ホシ博士役に扮して登場する。 映像では、マリーナ湾を舞台に、初代ウルトラマンとオリジナル獣神・マーライガーがタッグを組み、怪獣たちと大迫力のバトルを展開。この日はライブ演出も織り交ぜて、黒木がアリューシャ・ホシ博士役の白衣姿で登場し、「コロナ禍でも決して諦めずに常に前進してきた」とシンガポールの思いを込め、ウルトラマンの勝利を見届けると「感動した!」と拍手を贈った。 黒木は、あらためて「世代を超えて世界中から愛されるウルトラマンシリーズに出演できることはうれしい」と感慨深げ。今回の博士役について「(科学者と)違いださなきゃいけなかった」と振り返り、「ちょっと落ち着いた大人を演じてみよう、見た目も変えようと思って、思いっきり前髪を分けさせていただいた」とはにかんだ。