4月18日よりスタートするフジテレビ系バラエティー『あしたの内村!!』（毎週月曜　後8：00　初回は後7：00）。このほど初回の収録を終え、MCの内村光良（ウッチャンナンチャン）、進行役を務める吉村崇（平成ノブシコブシ）が取材会に出席した。

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　番組では、「もし、あした○○するなら」というテーマで、内村や見ている人たちの身に“あした”起きるかもしれないシチュエーションにどう対応すればいいのかを、他人の人生に“没入”しながら、完全シミュレーションしていく。これまでに特番として3回放送されて好評を博し、満を持してレギュラー化する。

　収録を終えた内村は「私が酷使される番組だなというのは、なんとなく…。特番の時から、そういう匂いはしてましたけど（笑）。“使われるな”と。楽な意識ではスタジオに入れないですね。心構えができました」と振り返る。一方、吉村は「面白かったですね。振り幅もありましたし。何より、内村さんが、こんなに動くのか、と（笑）。新鮮でしたね。盛り上がりました！」と話したが、内村は「笑われてんだよ…。笑わせてるんじゃなくて」とボヤいていた。それでも内村は「なんでも来いですよ！　なんでもチャレンジしますよ！」と悲壮な決意を口にしていた。

　内村にとっては久しぶりの“プレイヤー”専念となり、「『イッテQ』も（司会でないのは）年に何回か。ほかの番組も司会が多くて、『LIFE！』でコントやるぐらいですから」と明かし「久しぶりに汗かく番組。新鮮です。スタジオで動くのは、あまりなかったので」と充実感いっぱいだった。

　吉村の進行について、内村は「令和の名司会ですよ。吉村に万全の信頼を寄せています」とにやり。吉村は「恐れ多いです…」と恐縮しながらも「相性はいいですね」ときっぱり。そんな反応に内村は「ちょっと小バカにしている感じがわかる（笑）」とイジりながら、「どこか懐かしさを感じる（笑）。私が子どもの時に見ていた昭和のテレビ。それがしっくり来る（笑）。声を張る、手を上げる。いいですよね」と笑っていた。

　番組でやりたいことを聞かれ、内村は「今後、本当に自分が興味あって、行きたいと思うことはロケに行こうかな。（特番で放送された）出雲大社は興味ありました。行ってみたいなとか思うものがあれば、ロケも」と意気込んだが「こういうことを言うとこき使われそう（笑）」と言い淀んでいた。吉村は「内村さんのチャーハン好きは有名ですけど、そろそろどこのチャーハンがナンバー1なのかを決めたい。日本の五目チャーハンがお好きですけど、世界のチャーハンを含めて一緒にロケをして決めたいです」と話し、内村も「いいね。食べに行くだけのチャーハン、ナンバー1決定戦」と乗り気。

　また、最近起きたハプニングへの“対処”を問われると、内村は「見事に、きょうございました」と苦笑い。オープニングの撮影をしていると、本来鳴るはずのない音が鳴るというハプニングが。吉村は「オンエアするかは、わからないですけど、うまく行かなかった具合が…。しっかりと内村さんが回収してくれた」と冷や汗が流れたできごとを振り返り、内村も「何が起こったのか、ざわざわしてて（笑）。ああいうことが面白いね。あした何が起きるかわからない、いい始まりだった」と早くも初回からタイトルの伏線回収が行われたことに笑顔だった。

　最後に内村は「初回の収録でも感じたんですがノンジャンルです。何が飛び出すか、何が放送されるかわからない面白さがある。あと、箸休めみたいに狩野（英孝）と飯尾（和樹）のコーナーあるので、そこらへんのバランスも楽しんでもらえたら」と呼びかけ。吉村も「内村さんのお力をお借りして盛り上げるだけ。スタジオがあれだけ一体化して、あれだけ盛り上がることもなかなかない。ゲラゲラ笑った」と力説したが、内村は「（面白かったのは）俺だろ！　俺の体たらくだろ！」とボヤきが止まらなかった。