声優の高山みなみ、山崎和佳奈、古谷徹、高木渉、俳優の白石麻衣が5日、都内で行われたアニメーション映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』（15日公開）“完成披露宴”舞台あいさつに参加した。

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　降谷零、安室透役を務める古谷は、作品を重ねるごとに人気が高まり続けるキャラクターについて「本当に困っちゃいますよね。映画に出る度に観覧車の上で格闘したり、モノレールの走行路を愛車で走ったり…」と笑う。「今度は何？」と自身も期待と不安が入り交じった感情になっているが「今回も新たなスキルが発動しちゃいます。大変です！」と予告していた。

　また、すでに殉職している警察学校組との共演も話題に。アフレコについて「ちょうど5人だけで丸1日かけてアフレコすることができた。演じている声優たちも、いろんな作品で共演している気心知れたメンバーなので、とても楽しくできました」と振り返った。

　そこに出演シーンのない江戸川コナン役の高山の姿もあり、古谷は「高山みなみさんが僕の大好きな水ようかんを差し入れしてくださった。しかもスタッフ、キャスト全員分。ご自身のオススメの和菓子屋さんの水ようかんを持ってきてくださって、めっちゃ感動しました。おかげでペラペラすんなり演技ができました」と感謝。高山は「収録が別だったので警察学校組の方にお会いする機会が、そこしかなかった。皆さんにごあいさつを兼ねて。古谷さんが好きなものに、おいしいのがあるというのを、ご紹介にあがった」と照れくさそうに明かす。古谷は「さすが座長ですよね。水ようかん1つで演技が変わりますからね」と気遣いを称えていた。

　映画は、ハロウィンシーズンでにぎわう“渋谷”を舞台に、過去に事件を起こした連続爆弾犯や謎の仮装人物と衝突。さまざまな運命が絡み合う中、賑やかな渋谷の街で未曾有の大事件が発生。メインキャラクターとして降谷零（警察庁警備局警備企画課所属＝降谷零、黒ずくめの組織＝バーボン、探偵＝安室透のトリプルフェイス）、降谷と警視庁警察学校鬼塚教場での同期であり、すでに過去の事件で殉職をしている松田陣平、萩原研二、諸伏景光、伊達航の警察学校組が劇場版で躍動する。さら高木刑事と佐藤刑事の恋模様も描かれることに注目が集まっている。