創業110周年を迎えた吉本興業が、「令和」の新時代に伝統の「笑い」と最新の「笑い」を同時に届ける特別公演『伝説の一日』(4月2日、3日)が、大阪・なんばグランド花月(NGK)で開催。初日参回目は、口上を西川きよしと中川家が担当、ネタはインディアンスで幕開けし、豪華なラインナップが続いた。 口上の舞台裏について、中川家の礼二は「きよし師匠と口上でご一緒したのですが、終わって、ステージが暗くなってからはけてくださいと言われていたんですけど、きよし師匠は、暗くなってもずっと立たれていました」と披露。剛も「僕らがなんも言うてないのに『なんや君らは』って、謎のツッコミが入ることがある」と続けていた。 吉本新喜劇では、ほんこんが登場。ど派手なヤクザ役で大立ち回りを見せたが、出番を終えて「楽しかったですよ。(笑いの)返りがいいから楽しいね、ここの劇場は。今でも憧れの劇場ですわ。でも、あんまり使ってくれへんねん」と笑いを交えて、充実感をにじませていた。 過去に『伝説の一日』は、2012年4月8日に吉本興業の創業100周年を記念して行われたが、今回110周年の節目には2日間の開催となり、各日4回の全8公演を予定している。公演のオンライン配信チケットは、10日までFANYオンラインで発売されており、11日の正午まで視聴することができる。