2019年1月に公開された前作『映画刀剣乱舞-継承-』から3年、第ニ弾となる『映画刀剣乱舞-黎明-』の製作が正式に発表された。公開は2023年予定。

　原案は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」。ゲームリリース直後から10代〜30代女性を中心に大きな支持を受け、全国に刀剣ブームを巻き起こし、15年にミュージカル化、16年に舞台化、さらに2本のテレビアニメが展開するなど、アプリゲームの枠を超え、社会現象にまで至った日本を代表する人気コンテンツに成長した。

　初の実写映画化となった前作は中規模公開ながらも、多くの熱いファンに支えられ、興行収入9.4億円を記録。それから約3年をかけて温められてきた第ニ弾の製作が正式に決定し、4月から撮影に入る。

　膝丸役を務めるのは山本涼介。ツイッターで「『映画刀剣乱舞-黎明-』膝丸役として出演させていただきます。全力で演じさせていただきます！　よろしくお願いしますっ！」と意気込みを語っていた。そんな中、トレンドに急浮上したのが「マコト兄ちゃん」。これは『仮面ライダーゴースト』（2015年）で山本が演じた深海マコトのことで、そのスタイルや破天荒なキャラクターがカルト的な人気を集め、山本やマコトの妹の深海カノン役の工藤美桜の話題が出る度にトレンド入りしている。

　それだけに山本はツイッターで「自分の名前よりトレンド上位にいるマコト兄ちゃんに脅威を感じてます」とつぶやき、ファンたちも「マコト兄ちゃんがいっぱいだ」「生き様はまだ続いていた」と反響を寄せていた。