『文春オンライン』で、女優への“性加害”を告発されていた俳優・木下ほうか（58）について、出演予定だったドラマ『正直不動産』を放送するNHKは28日、木下が降板することを発表した。

　同局は「4月5日（火）から総合テレビで放送予定のドラマ10『正直不動産』に出演が予定されていた木下ほうか氏について、所属事務所から、番組降板の申し入れとともに、同氏との契約を解消する旨の報告がありました」と経緯を説明し、「以上のことを受け、NHKとしては木下ほうか氏が出演しない内容で放送することといたしましたので、お知らせします」と報告した。

　木下については同日、所属事務所・カクタスが公式サイトを通じて、木下とのマネジメント契約を解消したことを発表。「弊社俳優・木下ほうかの行為により傷つき被害を受けた方々に、まずは心よりお詫び申し上げますとともに、この度の報道に際し、関係者皆様にご迷惑ご心配をおかけすることとなりましたことを、お詫び申し上げます」と謝罪した。

　また、木下とマネジメント契約を解消し、「一部報道でお騒がせしておりますNHKドラマに関しましては、今回の事態を重く受け止め降板のお願いを申し入れさせて頂きました」と伝えた。