人気グループ・Sexy Zoneの中島健人が、29日発売の『週刊朝日』（朝日新聞出版社刊）の表紙に登場する。主演のNetflix映画『桜のような僕の恋人』（配信中）は、いつもの“キラキラ王子様”な中島はどこへ行ったのかと思わせるような冴えなさ漂う見習いカメラマンを演じ、急激に老化が進む難病を患う女性の儚ないラブストーリーに挑戦。かねて原作の大ファンだった中島が アイドルとしての自分をかなぐり捨ててたどり着いた新境地について熱くインタビューで語る。

　役作りの努力について聞かれると「（自身が演じた）晴人としての時間を撮影外でも過ごしたくて、実際にスタジオの仕事を体験したり、フィルムカメラをお借りして桜の木を見たらなるべく撮ったり。できることは全部やった気がします」と全力で挑んだ。

　本人が普段から醸している“キラキラ感”がまったくない役どころ。役づくりの影響について聞かれると「キラキラとかオーラが自分から出てるとは思えないけど、いざなくそうとするとアイドル活動のほうで『え、お前どうした？』っていうくらいの反動が出るんですよ」「（ツアーの）スタッフさんから『中島くん感ないよ』って言われました（笑）。ショックでしたね」と、苦労話も明かす。ほかにも、作中人物たちの恋愛について感じたことや“老い”がテーマの作品だけに、本人の「憧れのおじいちゃん像」についても明かしている。

　このほか、注目コンテンツとして「中国が2027年に台湾に侵攻する」という衝撃的な説の検証記事、 東大・京大合格者1500人の実名アンケート、50代、60代からでも始められる「積み立て投資」、米アカデミー賞で日本映画史上初となる作品賞とあわせて4部門でノミネートされ、国際長編映画賞受賞という快挙を達成した『ドライブ・マイ・カー』の魅力などを特集している。