人気グループ・TOKIOの城島茂が、15日放送のBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴　NO CAR, NO LIFE！』（後8：00）に出演する。通常とは放送枠を変えての特番となる今回、民放BS5局とTOKIOのコラボ企画「民放BS5局×TOKIO　みんなでBSをつくろう！」として、2時間スペシャルで城島が意外にも謎に包まれた愛車遍歴を披露する。芸能界入りを決意した出来事や、ジャニー喜多川さんとのデビュー前の思い出、さらに車を使ったダブルデートなど、これまであまり明かしてこなかった赤裸々トークが飛び出す。

　MCのおぎやはぎから「（車の好みが）意外と謎なのがリーダーだな」と手紙で出演オファーを受けた城島は、「BSならでは、愛車遍歴ならではのエピソードが出てくるかも」とノリノリで誘いを引き受けた。20歳で免許取得した城島は、そのきっかけになった、仕事に関わる苦い思い出を振り返る。

　29歳での初愛車は、コンパクトカーの新時代を切り開き、世界でも人気を博した国産車。地に足付けた言動で信頼を得ているリーダーらしいチョイスに、矢作兼も「さすが俺らの思っている城島リーダーだな。調子に乗ってないわ」とうなずく。初愛車購入から約20年で、乗った車はわずか4台。1台1台に愛情を注いできた証拠だ。長持ちの意外な理由も打ち明ける。

　車にまつわるエピソードもわんさか。CDデビューが決まったグループと事務所の車に関連する裏話や、あのメンバーと車でのダブルデートの思い出、さらに運転していても気づかれにくいテクニック（？）など、思い切った話も数々、披露する。

　放送27年、ライフワークとなった日本テレビ系『ザ！鉄腕！DASH!!』を通し、「モノづくり」の大切さを、身をもって学んだという城島。そんな思いがあるからこそ、カスタムしすぎて後悔している愛車があったという。“車の匠”の技の偉大さを絶賛する一幕も。

　15歳でジャニーズ事務所入りし、デビュー前にジャニーさんから自宅にかかってきた電話のかみ合わないやりとりに、おぎやはぎも大笑い。そんなジャニーさんからは、バンドとしてのTOKIO結成を任されたといい、日々大量に届く履歴書から、メンバーたちを発掘していった、貴重な結成前夜のエピソードも明かす。

　そして特番とあって、スペシャルな企画も。番組で数々の重機免許を取得した城島を喜ばせる機械が登場。さらに、最後には予想だにしない夢の車も登場し、城島の反応はいかに…。

　過去にはTOKIOの番組のロケで共演したおぎやはぎとのコラボ企画に「ゲストとして僕がおじゃまするという初めてのケースだったので『どうなるのかな!?」と期待していました」と語る城島。収録を振り返り「『まさかあのクルマが出てくるの!?』『これを探し出してくるのか!?』という驚きがあり、ひとつのものを深掘りするBSならではの姿勢を感じました。人のこだわりに丁寧にスポットライトを当てて伝えるモノづくりのすごさが『愛車遍歴』にはあり、こだわりとセンスに敏感なおぎやはぎのお二人だから成立していると思いました」と番組の魅力を肌で感じたようだった。