二階堂ふみが「生理への理解が深まることで、変わることもあると思う」などと、生理について語る花王『ロリエ』「スリムガード」のCM「ムリしない篇」が18日から放送される。生理の時は「いつもと同じじゃなかったりする」「無理しないことを大事にできたら」などと想いを伝えている。
同社の調査によると、生理の悩みを持つ女性の約8割が「生理中に仕事も業務効率が下がる」と回答したという。うまく仕事をこなすことができず、「接客業なので休むタイミングがない」、「頭が回らないので、理解にタイムラグが生じてしまう」などの悩みが寄せられ、約6割の人が、対処法がなくて「我慢した」と答えている(※)。
生理の痛みは人それぞれで、女性同士でもつい自分と比べたり、共感できなかったりする。そんな中、同ブランドは、生理でつらいときに“いつも通り”無理するのではなく、自分らしく過ごせることをサポートすることを新たなブランドメッセージとして掲げた。生理への理解を広めて、つらいときでも自分らしくいられるための環境をよりよくしていくことを伝えている。
さらに「ブランドアンバサダー」として二階堂を起用。さまざまな社会課題についても発信している二階堂について、「CMキャラクター」ではなく、同社の担当者とも意見を交えながら、商品や生理にまつわる悩みや課題を考え、発信していく。
二階堂は今回の起用について、「私自身も自分の体と向き合うタイミングがこの数年の中で何度かあったりした」と心境に触れていた。また、今後の活動についても「ジェンダーギャップをなくしていこうとSDGsの目標にもあるように、学校教育での場や社会全体でも、生理についての理解が深まってほしい。課題をポジティブに広げていくような活動がご一緒できればなと思っています」と意欲的なコメントを寄せていた。
なお8日の「国際女性デー」には、二階堂が生理をとりまく環境について語る60秒のCM「はじまり篇」をこの日限定で放送。二階堂は、「いつも通りじゃいられない、頑張りたくても頑張れない」などと悩みを抱える人の想いを伝えていた。
さらに同社では、企業のオフィスなどに生理用ナプキンを設置する取り組み「職場のロリエ」プロジェクトも始動しており、すでに宝島社、ゼリア新薬工業、アクアクララ(東京支社)などの企業がテストとして参加。好印象の反響が寄せられているようだ。
ある意味タブー視されていたところもあった生理の問題だが、こうしたプロジェクトはそんな常識を見直すいい機会なのかもしれない。ジェンダーを超えたさまざまな立場の人が、生理についての考えを発信して、想いを共有できる。そんな願いが込められた同プロジェクトは、女性が我慢をすることのないよりよい社会につながるだろう。
※「働く女性と生理」調査(調査対象:全国の20、30代の働く女性500人/調査方法:インターネット調査/調査時期2022年1月29日〜1月30日)
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
同社の調査によると、生理の悩みを持つ女性の約8割が「生理中に仕事も業務効率が下がる」と回答したという。うまく仕事をこなすことができず、「接客業なので休むタイミングがない」、「頭が回らないので、理解にタイムラグが生じてしまう」などの悩みが寄せられ、約6割の人が、対処法がなくて「我慢した」と答えている(※)。
生理の痛みは人それぞれで、女性同士でもつい自分と比べたり、共感できなかったりする。そんな中、同ブランドは、生理でつらいときに“いつも通り”無理するのではなく、自分らしく過ごせることをサポートすることを新たなブランドメッセージとして掲げた。生理への理解を広めて、つらいときでも自分らしくいられるための環境をよりよくしていくことを伝えている。
さらに「ブランドアンバサダー」として二階堂を起用。さまざまな社会課題についても発信している二階堂について、「CMキャラクター」ではなく、同社の担当者とも意見を交えながら、商品や生理にまつわる悩みや課題を考え、発信していく。
二階堂は今回の起用について、「私自身も自分の体と向き合うタイミングがこの数年の中で何度かあったりした」と心境に触れていた。また、今後の活動についても「ジェンダーギャップをなくしていこうとSDGsの目標にもあるように、学校教育での場や社会全体でも、生理についての理解が深まってほしい。課題をポジティブに広げていくような活動がご一緒できればなと思っています」と意欲的なコメントを寄せていた。
なお8日の「国際女性デー」には、二階堂が生理をとりまく環境について語る60秒のCM「はじまり篇」をこの日限定で放送。二階堂は、「いつも通りじゃいられない、頑張りたくても頑張れない」などと悩みを抱える人の想いを伝えていた。
さらに同社では、企業のオフィスなどに生理用ナプキンを設置する取り組み「職場のロリエ」プロジェクトも始動しており、すでに宝島社、ゼリア新薬工業、アクアクララ(東京支社)などの企業がテストとして参加。好印象の反響が寄せられているようだ。
ある意味タブー視されていたところもあった生理の問題だが、こうしたプロジェクトはそんな常識を見直すいい機会なのかもしれない。ジェンダーを超えたさまざまな立場の人が、生理についての考えを発信して、想いを共有できる。そんな願いが込められた同プロジェクトは、女性が我慢をすることのないよりよい社会につながるだろう。
※「働く女性と生理」調査(調査対象:全国の20、30代の働く女性500人/調査方法:インターネット調査/調査時期2022年1月29日〜1月30日)
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2022/03/11