6人組ロックバンド・UVERworldが8日、ツアー『UVERworld LIVE HOUSE TOUR 2022〜NEVER ENDING WORLD〜』の東京公演をZepp Hanedaで開催し、この日に誕生日を迎えた彰(G)を祝福した。
この日のセットリストは最初から最後まで全て彰が選曲した楽曲を披露する…はずだった。SEの流れを受け、気合十分で演奏を始めようとしたが突然、青山テルマと愛笑むが登場。青山は「おめでとー!」と色とりどりのバルーンを彰に手渡し、満面の笑みで祝福。生誕祭の1曲目はメンバーからのサプライズにより「SOUL feat.青山テルマ/愛笑む」で幕開けした。
続けて2007年の7thシングル「endscape」、19年の35thシングル「ROB THE FRONTIER」、最新の40thシングル「AVALANCHE」と新旧の楽曲を織り交ぜ、これまでの歩みを表現。TAKUYA∞(Vo)が「次の曲をライブでやっていたのは15年くらい前になる。その頃に歌っていたみんなの声も脳裏に残ってる」と紹介し、披露されたのは06年の3rdシングル「just Melody」。序盤からファンも驚きのセットリストとなった。
MCでは、改めて真太郎(Dr)が1曲目をサプライズで演奏した経緯を説明。前日に青山に電話したところスケジュールの調整がついたため急遽出演することになったそうで、愛笑むに至っては、真太郎らと夕食をともにしており準備万端だったという。一連のやり取りを聞いた彰は「1曲目の記憶があまりないっす」と驚きの表情を見せつつ、2年前に自身の生誕祭のライブが中止になったことなどに触れ「こうやってライブができるのはうれしい」と笑みをこぼした。
そして、この日のために彰が制作したSEを再び披露し、“本当は1曲目”となるはずだった「撃破」から「ゼロの答(Short)」と、これまたファン垂涎の楽曲を繰り出し、詰めかけたファンも声が出せない代わりに高々と拳を掲げて呼応した。
11thアルバム『30』から「えくぼ」を披露する前に、TAKUYA∞が歌詞に出てくる“1000年の孤独”というワードを基に楽曲に込めた思いを明かす一幕もあった。「前世に忘れたくない人を見つけた人は来世で生まれ変わる時に『前世で愛した人を忘れたくないです』と懇願する。そうするとこういう風に言われるんだって。『1000年の孤独に我慢して、えくぼをつけるんだったら、愛した人の記憶を残したまま生まれ変わらせてあげられるよ』って。だからえくぼがある人は、1000年の孤独を我慢して、好きな人を探してるんだよ。俺たちの人生で一番大切なことは、その1000年を耐え忍んででも『また会いたい』って思えるような人を見つけることが、俺達にとって一番大切なことなのかなって思いました」と語り、万感の思いで熱く歌い上げた。
インストの「和音〜over the stoic」では真太郎、彰、克哉(G)、信人(B)、誠果(Sax)が卓越した演奏技術を披露したかと思えば、勢いそのままに「一滴の影響」に突入。2ndアルバム収録の“鳴り止まぬ不協和音”「DISCORD」、TAKUYA∞いわく「最高の一体感が欲しい時にやる曲」という「IMPACT」と続く。感情が高ぶったファンはジャンプで応戦し、座っていた記者がその揺れを感じるほどだった。
ライブもいよいよ終盤へ。TAKUYA∞が「俺たちにとってライブハウスっていうのは本当に大切にしていかなきゃいけない場所なんだよ。忘れかけてたよね。いつでもあったからさ。ライブハウスでライブができなくなる日なんて想像もしていなかった」と、これまで制限された中で音楽活動をしてきた日々を回顧。「音楽業界が衰退して、CDが売れなくなっていこうが、別に関係ねぇって思ってた。だって俺たちのライブステージはどんなにAIが発達したって奪われる仕事じゃないし、『これは誰にも奪われない』ってちょっと思っていた部分があるのかもしれない。でも突然2年前さ、あの日にあっさり全てが奪われて、自分の人生の正体がわからなくなった」と当時の心境を赤裸々に語った。
「そこから50日くらい曲を書かなかった。自分たちの人生の正体がわからなくなった。でも時間が経つと、冷静になってくると、自分がなんのために生きてきたのか考え直して、『もう一度曲を書こう』と思って書き出した時に、次の曲が生まれた。この曲は絶対に外せない何曲かの1曲。どんなにみんながあの曲をやってほしい、この曲をやってほしいって言われようが、この曲ができなかったら俺はもうステージに立つ意味がないと思ってる。今それくらい一番大切な曲」と熱っぽく語り、思いを詰め込んだ「EN」を披露。TAKUYA∞は歌唱前に咆哮(ほうこう)。“今伝えたい思い”を歌詞に加えてアレンジし、思いの丈をぶつけた。
ラストナンバー「終焉」を披露した後は、改めて各メンバーが彰に祝福のメッセージを送った。彰は「最高にグルービーでした。想像以上の盛り上がりと、想像以上のサプライズと。今日も今日とて、チームUVERが世界一だと思います。本当に最高でした。来年はもっと規制が緩和されてもっと自由にライブができることを願って、来年までいきましょう。ありがとうございました!」とクールに語り、メンバーらと記念写真を撮影。思い出の1ページを刻んだ。
■『UVERworld LIVE HOUSE TOUR 2022〜NEVER ENDING WORLD〜』東京公演・Zepp Hanedaセットリスト
01. NEVER ENDING WORLD 〜SE〜
02. SOUL (feat. 青山テルマ & 愛笑む)
03. endscape
04. ROB THE FRONTIER
05. AVALANCHE
06. just Melody
07. 撃破
08. ゼロの答
09. GROOVY GROOVY GROOVY
10. Making it Drive
11. NAMELY
12. えくぼ
13. OUR ALWAYS
14. 和音〜over the stoic
15. 一滴の影響
16. DISCORD
17. 零HERE 〜SE〜
18. IMPACT
19. EN
20. One stroke for freedom
21. 終焉
この日のセットリストは最初から最後まで全て彰が選曲した楽曲を披露する…はずだった。SEの流れを受け、気合十分で演奏を始めようとしたが突然、青山テルマと愛笑むが登場。青山は「おめでとー!」と色とりどりのバルーンを彰に手渡し、満面の笑みで祝福。生誕祭の1曲目はメンバーからのサプライズにより「SOUL feat.青山テルマ/愛笑む」で幕開けした。
MCでは、改めて真太郎(Dr)が1曲目をサプライズで演奏した経緯を説明。前日に青山に電話したところスケジュールの調整がついたため急遽出演することになったそうで、愛笑むに至っては、真太郎らと夕食をともにしており準備万端だったという。一連のやり取りを聞いた彰は「1曲目の記憶があまりないっす」と驚きの表情を見せつつ、2年前に自身の生誕祭のライブが中止になったことなどに触れ「こうやってライブができるのはうれしい」と笑みをこぼした。
そして、この日のために彰が制作したSEを再び披露し、“本当は1曲目”となるはずだった「撃破」から「ゼロの答(Short)」と、これまたファン垂涎の楽曲を繰り出し、詰めかけたファンも声が出せない代わりに高々と拳を掲げて呼応した。
11thアルバム『30』から「えくぼ」を披露する前に、TAKUYA∞が歌詞に出てくる“1000年の孤独”というワードを基に楽曲に込めた思いを明かす一幕もあった。「前世に忘れたくない人を見つけた人は来世で生まれ変わる時に『前世で愛した人を忘れたくないです』と懇願する。そうするとこういう風に言われるんだって。『1000年の孤独に我慢して、えくぼをつけるんだったら、愛した人の記憶を残したまま生まれ変わらせてあげられるよ』って。だからえくぼがある人は、1000年の孤独を我慢して、好きな人を探してるんだよ。俺たちの人生で一番大切なことは、その1000年を耐え忍んででも『また会いたい』って思えるような人を見つけることが、俺達にとって一番大切なことなのかなって思いました」と語り、万感の思いで熱く歌い上げた。
インストの「和音〜over the stoic」では真太郎、彰、克哉(G)、信人(B)、誠果(Sax)が卓越した演奏技術を披露したかと思えば、勢いそのままに「一滴の影響」に突入。2ndアルバム収録の“鳴り止まぬ不協和音”「DISCORD」、TAKUYA∞いわく「最高の一体感が欲しい時にやる曲」という「IMPACT」と続く。感情が高ぶったファンはジャンプで応戦し、座っていた記者がその揺れを感じるほどだった。
ライブもいよいよ終盤へ。TAKUYA∞が「俺たちにとってライブハウスっていうのは本当に大切にしていかなきゃいけない場所なんだよ。忘れかけてたよね。いつでもあったからさ。ライブハウスでライブができなくなる日なんて想像もしていなかった」と、これまで制限された中で音楽活動をしてきた日々を回顧。「音楽業界が衰退して、CDが売れなくなっていこうが、別に関係ねぇって思ってた。だって俺たちのライブステージはどんなにAIが発達したって奪われる仕事じゃないし、『これは誰にも奪われない』ってちょっと思っていた部分があるのかもしれない。でも突然2年前さ、あの日にあっさり全てが奪われて、自分の人生の正体がわからなくなった」と当時の心境を赤裸々に語った。
「そこから50日くらい曲を書かなかった。自分たちの人生の正体がわからなくなった。でも時間が経つと、冷静になってくると、自分がなんのために生きてきたのか考え直して、『もう一度曲を書こう』と思って書き出した時に、次の曲が生まれた。この曲は絶対に外せない何曲かの1曲。どんなにみんながあの曲をやってほしい、この曲をやってほしいって言われようが、この曲ができなかったら俺はもうステージに立つ意味がないと思ってる。今それくらい一番大切な曲」と熱っぽく語り、思いを詰め込んだ「EN」を披露。TAKUYA∞は歌唱前に咆哮(ほうこう)。“今伝えたい思い”を歌詞に加えてアレンジし、思いの丈をぶつけた。
ラストナンバー「終焉」を披露した後は、改めて各メンバーが彰に祝福のメッセージを送った。彰は「最高にグルービーでした。想像以上の盛り上がりと、想像以上のサプライズと。今日も今日とて、チームUVERが世界一だと思います。本当に最高でした。来年はもっと規制が緩和されてもっと自由にライブができることを願って、来年までいきましょう。ありがとうございました!」とクールに語り、メンバーらと記念写真を撮影。思い出の1ページを刻んだ。
■『UVERworld LIVE HOUSE TOUR 2022〜NEVER ENDING WORLD〜』東京公演・Zepp Hanedaセットリスト
01. NEVER ENDING WORLD 〜SE〜
02. SOUL (feat. 青山テルマ & 愛笑む)
03. endscape
04. ROB THE FRONTIER
05. AVALANCHE
06. just Melody
07. 撃破
08. ゼロの答
09. GROOVY GROOVY GROOVY
10. Making it Drive
11. NAMELY
12. えくぼ
13. OUR ALWAYS
14. 和音〜over the stoic
15. 一滴の影響
16. DISCORD
17. 零HERE 〜SE〜
18. IMPACT
19. EN
20. One stroke for freedom
21. 終焉
2022/03/08



