NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で3人目のヒロイン・ひなた役を演じる女優・川栄李奈（27）が5日、滋賀県・大津港で行われた『第67回びわ湖開き』に出席し、1日船長を務めた。

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　ワンピース姿の川栄は、船長の帽子を被り「大変光栄です」とにっこり。観光船「ミシガン」に乗り込み、観光シーズンの安全とコロナ禍収束を願い、“黄金の鍵”を湖面に投げ入れた。今後の『カムカムエヴリバディ』については「（自身演じる）ひなたと五十嵐の恋の行方や、映画村の存続をかけたひなたの挑戦など見どころいっぱい」とアピールした。

　『びわ湖開き』は、琵琶湖の観光シーズンの幕開けを告げる春の風物詩。NHK大阪制作の連続テレビ小説出演者らが1日船長を務めてきたが、新型コロナの影響で2020年、2021年はセレモニーは行われず、今回3年ぶりの実施となった。2019年は『まんぷく』に出演した岸井ゆきのが1日船長を務めた。

　『カムカムエヴリバディ』は、『ちりとてちん』の藤本有紀氏が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。朝ドラ史上初となる3人のヒロイン、安子（やすこ）・るい・ひなたが、母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和までの物語を紡いでいく。安子役は上白石萌音、るい役を深津絵里、ひなた役を川栄が演じている。