テレビ朝日の富川悠太アナウンサー（45）が25日、金曜日のメインキャスターを務めている『報道ステーション』（月〜金　後9：54）に生出演し、3月いっぱいで同局を退社すると自らの口で伝えた。

　番組の最後に、富川アナは「3月末を持ってテレビ朝日を退社することになりました。これまで本当にありがとうございました」と感謝し、「とはいえまだ1ヶ月ありますので、全力で頑張ってまいりたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします」と笑顔で語った。

　同日、テレビ朝日を通じてコメントを発表。富川アナは「私はニュースの現場が大好きです。報道ステーションをテレビ朝日をその現場の全てを愛して生きてきたこと。感謝と誇りを持って私はこれからもニュースの現場に立ちます」と決意を新たにした。続けて「コロナ感染で私をはじめ番組への信頼を失わせてしまったこと今でも責任を感じ後悔も拭えてはおりませんが捲土重来を期して新しい現場へ誠実に挑んでまいります」と力強く語った。

　富川アナは1976年9月3日生まれ、愛知県出身。横浜国立大学教育学部を卒業後、1999年に同局に入社。2004年に『報道ステーション』リポーター、16年4月より古舘伊知郎の後任としてメインキャスターを務めた。