大阪・ABCテレビは25日、平日夕方の報道番組『キャスト』を3月30日をもって終了し、4月4日から『news おかえり』（月〜金　後3：45〜7：00　※関西ローカル）をスタートすると発表した。メインMCは、同局の横山太一アナウンサー（35）が務める。

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　横山アナは2009年入社で、現在は『なるみ・岡村の過ぎるTV』や、ラジオ『横山太一のピカイチ☆ブランチ！』『ジョッキールーム』のほか、スポーツ実況などを担当。過去には朝の情報番組『おはようコールABC』でMCを9年間務めており、4月よりニュース番組の顔となる。

　メインMC就任にあたり、横山アナは「夕方の報道番組は入社以来、まったく担当したことがなかったので、お話をいただいた時は本当に驚きました」と言い、「新番組の『news おかえり』というタイトルに込められているように、おうちに帰ってきた視聴者の方々を迎え入れるような、ほっと一息ついてもらえるような番組作りを目指します。コロナ禍でなかなか一息つけないご時世ですが、日々の出来事について、一人ひとりが考えるきっかけを作れるような、事実に基づいた情報をお届けしていきます」と意気込む。

　『news おかえり』はキーワードに“共感”を掲げて、視聴者に寄り添った姿勢で情報を伝え、誰もが自分の身に置き換えて考えられるような番組作りを目指す。また、“今日感”にもこだわり、事件･事故などのニュース現場だけでなく、旬な娯楽スポットや話題の場所など、さまざまな現場からアナウンサーや記者が毎日中継し、その場の空気とともに伝える。

　番組が放送されるのは、仕事場や学校などから家に帰ってくる家族を一人ひとり 「おかえり」と迎え入れる時間帯。同局は「家の中に少しずつあかりが灯っていくように、番組を観ている人の心にもあかりが灯るような、そんな温かな番組を目指します」と掲げる。