俳優でカメラマンとしても活躍する古屋呂敏が17日、東京・渋谷のギャラリー ルデコで初の写真展『reflection』の取材会を開催した。 古屋は、モデルとなった川床明日香、菊池日菜子と一緒に取材会に参加。「僕自身、モデルをやって、その後に役者もやって、ずっと写真もやっていました。1度、表の舞台をやめて、映像制作やスチールのカメラマンとして、約3年ほどやっていた。今までは、クライアントワークが多かった。その中で初めて、自分の心の赴くままに撮影をしてみたいと思って写真展という形で思いを表現させてもらいました」と経緯を説明。「実際に、こうして自分の写真が印刷されて飾られると『おぉ、いいな』と。何より、すごくステキなお2人に協力してもらって楽しく撮影できました」と笑顔を見せた。 今後も俳優をするカメラマンとしてチャレンジングな作品を撮りたいという古屋。開催中の北京五輪で活躍するアスリートで撮りたい人を問われると「平野さん」とスノーボードハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢を挙げた。「2回目のあのスコアが出た後の3回目の強さ。あの強さは必ず写真に出ると思いますし、写真を撮った後に反射してくるものは女優さんだったり、俳優さんを撮るのとは別のものが感じられるのかなと思う。機会があれば、ぜひ撮ってみたい」と思いを語っていた。 また、出入り口には鏡が設置。「鏡というものは、1番わかりやすく、自分が反射するもの。僕は、人から反射されるものを見て自分を見たりする。写真を見た後に、もう一度、自分を見てもらって、何か心の変化があれば、スゴくうれしい。写真を見ながら、受け取ってもらって楽しんでもらえたら」と呼びかけていた。