俳優でカメラマンとしても活躍する古屋呂敏が17日、東京・渋谷のギャラリー ルデコで初の写真展『reflection』の取材会を開催した。 古屋は、モデルとなった川床明日香、菊池日菜子と一緒に取材会に参加。「僕自身、モデルをやって、その後に役者もやって、ずっと写真もやっていました。1度、表の舞台をやめて、映像制作やスチールのカメラマンとして、約3年ほどやっていた。今までは、クライアントワークが多かった。その中で初めて、自分の心の赴くままに撮影をしてみたいと思って写真展という形で思いを表現させてもらいました」と経緯を説明。「実際に、こうして自分の写真が印刷されて飾られると『おぉ、いいな』と。何より、すごくステキなお2人に協力してもらって楽しく撮影できました」と笑顔を見せた。 モデルの2人が撮影を振り返ることに。古屋は「聞いてないので緊張します」と照れ笑い。川床は「とにかく寒くて(笑)。寒かったんですけど、いつも撮っていただくカメラマンさんとは違う、役者やモデルで撮ってもらう側の視点もわかっていただけるので信頼感があった。いつもと違ってワクワクしながら撮影してました」とにっこり。菊池も「とにかく寒くて(笑)。寒くても、マネージャーさんに『ダウンをお願いします』と言うタイプじゃないんですけど、初めて言おうか迷うぐらい」と笑いながらも「それを超えるぐらい感動があった。たまに見せていただく写真がスゴくて…。できあがりを楽しみにしながら撮影をしていました」と思い返していた。 そんな2人の感想に古屋は「それは、アミューズが本社を西湖に移したせいです! それに尽きます」と撮影地が山梨県・西湖周辺だった理由を明かし、笑わせていた。 また、出入り口には鏡が設置。「鏡というものは、1番わかりやすく、自分が反射するもの。僕は、人から反射されるものを見て自分を見たりする。写真を見た後に、もう1度、自分を見てもらって、何か心の変化があれば、スゴくうれしい。写真を見ながら、受け取ってもらって楽しんでもらえたら」と呼びかけていた。