タレントで気象予報士の石原良純（60）が、4日放送のテレビ朝日系『ザワつく！金曜日』（毎週金曜　後6：50）に出演。1日に亡くなった作家で元東京都知事の父・石原慎太郎さん（享年89）について語った。

　まずは慎太郎さんの死去後、自宅に石原家の“四兄弟”がそろった際のことを「（報道陣から）フラッシュをバシャバシャってやられて、『俺、捕まった？』って。『どうも今日は申し訳ございません』って。何で俺、謝ってるんだろうって。ニュースで『遺された4人のお子さんは』って言ってたけど、全員足したら240歳だぜ？」とユーモアを交え振り返った。

　慎太郎さんとの“距離感”に話題が及ぶと「子供との距離感は、普通の親との距離感とは全然違う」とした。その上で、神奈川・逗子海岸でのエピソードとして良純が慎太郎さんと走りに連れ出されたところ、「海岸に出たら（慎太郎さんが）勝手に走って行って。何だかなって」と置いていかれたことを回顧。ただ、きづけば自分の子どもにも同じようなことをしていたと話し、「やっていることは一緒。子どもと遊んでやりたいし、限られた時間で自分もリフレッシュしたいし。そんなところは似てるのかなって思っている。独特な距離感」と明かした。

　その後、共演の長嶋一茂とともに、慎太郎さん、弟・裕次郎さん、そして長嶋茂雄氏3人の昔話にも花を咲かせた。最後には「（人として）全部がマル、みたいな話になってるけど、それでいいのだろうか、とも思う。でも、面白い人ではあった」とその人柄を評していた。