お笑いコンビ・錦鯉（長谷川雅紀、渡辺隆）が出演して15日にスタートを切りながら、津波警報発令のため放送途中で中断となっていた、ABCテレビ『錦鯉のバカみたいに何も決まっていない新番組（仮）〜とりあえず生放送やってみます〜』の「完全版」が、きょう21日深夜1時34分より放送される。

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　同番組は、漫才頂上決戦『M-1グランプリ2021』で第17代王者となった錦鯉による初冠番組で、初回は15日深夜0時5分から生放送され、番組タイトルなどを決定する予定だった。しかし、放送途中でトンガ沖海底火山噴火に伴う津波警報が発令され、ニュース速報に切り替わっていた。この生放送できた部分とその後の未公開部分が編集され、完全版として新たに放送される。

　また、同番組の正式タイトルが『錦鯉の泳いでいくゼ！』に決まり、22日より毎週土曜深夜0時5分に関西ローカルで放送されることも発表。錦鯉の2人が、芸能界で生き続けるためのチャレンジ企画に挑戦し、ツイッターで視聴者から寄せられた企画などに取り組んでいく。22日の放送では、15日に長谷川雅紀が希望したラジオMCに挑戦しながら、放送時間30分の中で漫才1本を完成させる。

　心機一転、冠番組をスタートさせる錦鯉のコメントが到着した。

■錦鯉　コメント
――冠番組が決まったときは？
長谷川：めちゃくちゃテンションあがりましたよ。この1年、テレビに出させていただけるようになったんですが、その時その時の出演で。次の目標はっていうところでレギュラー番組がほしいって言ってたんです。

渡辺：僕はほんとにドッキリだと思ってましたから（笑）。信じられなかったです。それから、だんだんあれホントなの？あれ、やべ〜なってなってきましたね。

――番組タイトル『錦鯉の泳いでいくゼ！』については？
長谷川：確かに提案しましたが、本当にタイトルになるとは…。これから芸能界を泳いでいくのでストレートな良いタイトルだと思います！でも、僕は実際は息継ぎができないんで泳げないんですけど…（笑）。

渡辺：クソダセ〜タイトルに決まりました…初冠番組がこのタイトルはとても嘆かわしい…思いは特にありません。

――初回放送と＃2の収録を終えての感想は？
長谷川：錦鯉ふたりでテレビでトークする、のが初めてでした。初めて行くスタジオ、初めてのスタッフさん、初めてテレビでトーク。緊張してたと思います。見るのが怖いです(笑)。＃2はラジオに挑戦したんですが、今までやったことのないことをやりました。記憶があまりないです…。

渡辺：初回は平成初期レトロ感あふれるセットに感動して、ちょっと大御所気分を味わえました。＃2は、ラジオでやることではないことをしています。スタッフへの不信感が募りました。

――いろんなことにチャレンジする番組ということで意気込みを
長谷川：僕の「若返り改造計画」やたかしの「テカリ-1グランプリ」の企画とかが出たんですが、ワクワクしますね。この番組では他でやったことのないことをやっていきたいですし、間違いなく新たな自分たちを見つける番組になるでしょう。この年齢からの伸びしろ。苦手だな、やりたくないな、めんどくさいな、を全部吹き飛ばし泳いでいくゼ！

渡辺：「まさのりロボット化計画」は必ずやります！(笑) 才能開花できるか？　才能開花する前にスタッフへの不信感を払しょくしたいです…。