日本人民間宇宙飛行士として初めてISS(国際宇宙ステーション)に渡航・滞在した実業家の前澤友作氏(46)が7日、都内で帰国後初会見を開いた。 宇宙での無重力体験は地球の訓練とは違ったようで「(訓練で)味わえた無重力と、常時生活にある無重力は全然違いまして、不自由はありましたけど、後半は大分慣れてきて楽しくなってきた。地球に帰ってきてから1Gってこんなに重かったんだと再認識できてよかったです」としみじみ語った。 「宇宙に持って行って良かったもの」を問われ、愛用しているタオルを挙げた前澤氏。「僕は暑がりなので、タオルに包まれて寝ることがある」と明かし、「重力下の睡眠に苦労した。浮いた状態で寝ないといけない。体が接地している場所がない。何かどこかに寄りかかることで寝てると思う。無重力下で初めて寝るのは大変なんだと思った。その時のタオルが役に立って。包まれることで安心感を得られ、睡眠できた」と振り返った。
2022/01/07