人気オンラインゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』（LoL）」初のオリジナルアニメシリーズ『Arcane（アーケイン）』（Netflixで11月より配信中）のオンライントーク番組が5日、YouTubeで配信された。出演声優の小林ゆう、佐藤せつじ、畠中祐、楽曲提供のほか声の出演も果たしたMIYAVI、アニメ大好きで知られる岩井勇気（ハライチ）が参加し、作品の魅力について語り尽くした。（アーカイブが現在配信中）

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　同作は、豊かで魔法技術が進歩した地上都市「ピルトーヴァー」と、暴力が支配する地下都市「ゾウン」、二つの都市の対立によって、離れ離れになり生きる二人の姉妹、姉のヴァイと妹のジンクスを描いた物語。配信されるや、Netflixのグローバルランキング「週間視聴ランキングテレビシリーズ（英語）部門」で第2位にランクインするなど注目を集め、早くもシーズン2の制作が決まっている。

　番組のあいさつで、ヴァイ役の小林が「“ヴァイ”のヴァイは、ヴァイオレンスのヴァイだ！」とドスの効いたキャラボイスであいさつすると、台本のない行動に出演者は「えっ!?」と驚き。

　続けて、佐藤（シルコ役）と畠中（エコー役）も一発ボケのような形であいさつすると、MIYAVIは「これは、一芸をやらないといけないのですか？」と戸惑いつつも「MIYAVIのVもヴァイオレンス！」とニヤリ。そして「（台本にないアドリブトークに）これが声優の世界なのかと思いました…」と驚いていた。

　同作のアニメ制作プロダクションは、手描きによる絵柄のユニークなテイストと迫力、映像のスピード感あふれる作風でファンを魅了するフランスのFortiche Productionが担当している。視聴した感想として岩井は「日本にないアニメーションですよね。日本のアニメと作り方が違うような気がしました。映画のように見えました」と分析。

　一方、畠中は「戦闘シーンを見るだけでも、ほかのアニメとは違う」、MIYAVIは「娘たちと見ていたのですが、（物語に）ずっと泣いていた」、佐藤は「絵が芝居をしているので、（私たちが）演技で説明する必要がない。実写に声をあてているみたいな気がします」、小林は「（キャラの）表情筋がすごかった！」などと作品に魅了された箇所を語った。

　この日、佐藤の前髪の毛先は赤に染まっており、「きょうのために髪の毛、この世界観に合うかな〜？と思って」と話しつつ、中学生とのトラブルに巻き込まれたと冗談めかし「公園を散歩していたら、中学生にケンカを売られて…」と苦笑い。

　小林、畠中、MIYAVIたちが爆笑する中、続けて佐藤は「そういう雰囲気出ちゃうんだ、こういうことやっちゃうと…」と嘆き。MIYAVIが「その時、どうしたんですか？　シルコの声で返したんですか？」と問うと、「え〜…、返さない！　ダァー！と逃げました」と笑わせた。

　その後、視聴者とともに第9話を視聴した出演者たち（※小林は都合で同コーナーより退場）は、「アニメーター的に後ろが動いているのはすごいのでは？」「絶対、賞獲ると思いますよ！」「小説にしても面白いと思う」（MIYAVI）、「これ、緊張感あるシーンだったな」「見終わったあと、ドッと疲れる（笑）」（畠中）、「ここのシーン好き！」「メカシルコとして出てこないかな〜」（佐藤）などと収録を振り返りながらトーク。

　エンディングが近づき、佐藤は「シルコを見ていたら、岩井さんがシルコの格好をしたら似ているんじゃないかな？　顔の形や髪型が…特殊メイクでやっていただいて、その際は声を私がやらせていただいて」と実写化展開を期待。

　畠中は「作品に関わっている人の熱量というか、それがこの作品を動かしている。世界規模で展開していくことにワクワクします。ぜひ、日本でも盛り上げていきたいと思いますので、応援の程よろしくお願いします！」と呼びかけた。

　一方、MIYAVIは「ゲームを知らなくても楽しめますし、アニメを見てゲームに興味を持つ人もいると思います。無限の可能性を秘めている作品を何度も楽しんでほしいですし、ゲームにハマり過ぎないように注意してほしいなと思います！　それくらいクオリティーの高い作品なので関われて光栄です」と作品に参加できたことを喜んだ。

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