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大竹しのぶ、ロンドンで偶然観た舞台の日本版に主演「本当にびっくり」 関西公演へチーム一丸

 女優の大竹しのぶ(64)が1日、大阪市内で行われた舞台『ザ・ドクター』取材会に出席した。

大阪での取材会に出席した大竹しのぶ

大阪での取材会に出席した大竹しのぶ

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 2019年にロンドンで初演され、イギリス演劇各賞に輝いた話題作。日本版は、栗山民也氏が演出を手がけ、大竹をはじめ益岡徹ら11人の実力派俳優たちがそろった。10月の埼玉公演、11月の東京公演を経て、関西ではきょう2日から5日まで「兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール」(兵庫県西宮市)で上演される。

 大竹は、偶然にも19年にロンドン初演の舞台を観ていたことを明かし、「この芝居は絶対に観た方がいいよと勧められて。言葉もわからないのに、細やかな演出と主演の女優さんの演技に圧倒されて、すごい芝居だなと。しばらくして『日本でやるので、やってみませんか』と言われ、本当にびっくりしました。実際に台本を読んでみて、こんなに深い話だったのかと」と語った。

 現代のイギリス最高峰の医療機関・エリザベス研究所を舞台に、その創設者であり所長のエリート医師・ルース(大竹)が、ある少女の死をきっかけに、さまざまな社会問題を経験し、医師としての自分を見つめ直していくストーリー。宗教、ジェンダー、人種差別、SNSなど現代社会に通じる問題が多く盛り込まれている。

 最初は「お客さまにわかっていただけるだろうか」と心配したという大竹だが、各所で公演するにつれ芝居の成熟を実感。「謎解きのパズルがだんだん解けていくような仕組みの戯曲になっていて、最後に『ウソでしょ、なんでこうなっちゃうの』っていう、そんなおもしろさもあるんです」と見どころにふれ、「どの問題に何を感じるかは自由だし、観る人によって全然違う観方ができる作品です」とアピールした。

 関西公演について「温かいお客さまも多くて。関西の人は正直で熱いです(笑)」と期待でいっぱい。コロナ禍でも芝居にまい進する大竹は「今、この状況でもこの芝居を観るためにお客さまがその空間の中にいてくださることは本当にありがたいことだとあらためてて思います」と言い、チーム一丸を誓っていた。

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