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丸山隆平、ミュージカル初挑戦で“ドラッグクイーン”役 『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』主演

 人気グループ・関ジャニ∞丸山隆平が、2022年2月3日の東京・EX THEATER ROPPONGIでの公演を皮切りに、全国5都市にて上演されるブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』に主演することが決定した。丸山は4年ぶりの舞台主演でミュージカルに初挑戦する。

ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』に主演する丸山隆平(関ジャニ∞)

ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』に主演する丸山隆平(関ジャニ∞)

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 今作は1997年にオフ・ブロードウェイで誕生したミュージカル。少年・ハンセルがアングリーインチという悲しみを抱え、性別を超えたドラッグクイーン・ヘドウィグとしてロックバンドのライブステージに降臨する。物語は、そのヘドウィグによって、これまでの生い立ちと現在の心情を表す歌とともに、一人語りで進行していく。

 ジョン・キャメロン・ミッチェル氏作・主演で1997年にオフ・ブロードウェイで初演され、マドンナやデヴィッド・ボウイなど数々のセレブリティたちも熱狂しロングランを記録。2001年には同じくミッチェルによって映画化。数々の賞を受賞するなど、舞台・映画共に世界中に一大ブームを巻き起こした。

 日本でも三上博史、山本耕史、森山未來、浦井健治らによって上演され続け、今回、2年ぶりとなる日本公演において、ミッチェル氏自らが舞台版の演出を初めて手がける。山本版ヘドウィグの演出を手掛けた鈴木勝秀氏が脚本とアドバイザーを務め、よりディープにヘドウィグの世界を創り上げる。

 もともと、今作のファンだったという丸山は「僕にとって新しい愛の起源とカタチを提示してくれた、厳しくも温かい大好きな作品です。いつか演じることができたらと、思っていたことがかなうに至り、言葉に表せない喜びと、怖さが同時に押し寄せてきました」と感激。

 そして、恋人でありバンドメンバーとしてヘドウィグを陰ながら見守るイツハクは、バンド・ゲスの極み乙女。で、ドラマーほな・いこかとしても活動するさとうほなみが演じる。さとうは「この作品はとても魅力的で、イツハクという複雑だけど人間味のあふれる人物で出演させていただけること、心よりうれしく思います」と喜びのコメントを寄せた。

 さとうとのタッグに丸山は「女優さんとしてどの作品を観てもすてきです。そして、彼女はドラマー!僕は、ベーシストでもあるので、いいバディーになるのではないかしら、と思いますし、とてもワクワクしてます」と期待に胸をおどらせる。「1ヶ月先のことさえ霧の中の話のようで、来年の2月のことなんて想像できないですよね。世界中のみんながそうであるように、僕もそうです。公演がかなった時は、このミュージカルで皆さまの心に彩をそっと贈らせてください。健康な身体でお逢いできることを心待ちにしております」と呼びかけている。

■スタッフ・キャストコメント

【丸山隆平/関ジャニ∞】
僕にとって新しい愛の起源とカタチを提示してくれた、厳しくも温かい大好きな作品です。いつか演じることができたらと、思っていたことがかなうに至り、言葉に表せない喜びと、怖さが同時に押し寄せてきました。
さとうさんは、女優さんとしてどの作品を観てもすてきです。そして、彼女はドラマー!僕は、ベーシストでもあるので、いいバディーになるのではないかしら、と思いますし、とてもワクワクしてます。
今回のビジュアル撮影前はとても不安でしたが、皆さまにヘドウィグを彩っていただけたおかげで、堂々と一瞬で入り込むことができました。この感触をヒントにさらにヘドウィグの世界にdiveしたいです。
リモートですが、ジョン・キャメロン・ミッチェルさんと顔合せができて、感激でクラッときました。ほんものやぁーーっ!って。『ヘドウィグの世界へようこそ!』と、歓迎していただけて、より気が引き締まりました! 作品のことから他愛もないお話もして、今後さらにコミュニケーションを取っていけたらと思います。1ヶ月先のことさえ霧の中の話のようで、来年の2月のことなんて想像できないですよね。世界中のみんながそうであるように、僕もそうです。公演がかなった時は、このミュージカルで皆さまの心に彩をそっと贈らせてください。健康な身体でお逢いできることを心待ちにしております。

【さとうほなみ】
最初にお話をいただいた時は、バンドメンバーでお誘いいただいているのだと勘違いしていて、イツハクでと聞いたときは正直とても驚きました。この作品はとても魅力的で、イツハクという複雑だけど人間味のあふれる人物で出演させていただけること、心よりうれしく思います。ビジュアル撮影で丸山さんにお会いした時には「目の前にヘドウィグがいる…」と見とれてしまいました。とてもおきれいです。そしてライブを模して撮影をしたときに、胸が高鳴り、私自身本番がとても楽しみになりました。ヘドウィグの人生と、イツハクとの関係。切なく儚く美しい。そんな物語をイツハクとしてパワフルにお届けできればと思います。お楽しみにお待ちいただければ幸いです。

【ジョン・キャメロン・ミッチェル】
丸山隆平さんが主演を務める新公演の演出をてがけることになりました。丸山さんとはすでに話し合いを進めていてご一緒できることを今からとてもワクワクしています。実は舞台版のヘドウィグは今まで一度も演出したことがなく、今回の公演用に新しいアイデアも用意しており、長年信頼してきた日本の制作チームとのコラボレーションも楽しみ。コロナの問題もありますが、私も初日には来日できることを願っています。いい公演になるように、そして皆さんに新しいヘドウィグを楽しんでいただけるように力を注ぎます!

■あらすじ

少年・ハンセルは、自由の国アメリカに渡りロックスターになるのが夢だった。
彼は幼少時に母親からプラトンの魅惑的な「愛の起源」の物語を聞かされる。以来、彼は自分の“カタワレ”を見つけようと心に決める。ある日、彼は偶然一人の男と出逢う。その男に見初められ、彼との結婚の道を選んだハンセルに待ち構えていたのは、アメリカへわたるための“性転換手術”だった。
しかし、手術を受けたハンセルの股間には手術ミスで「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまう。その後、ヘドウィグを名乗り渡米を果すも離婚、ベビーシッターなどをして日々の糧を得つつロックバンドを組むも、なかなか成功への道が見えず生活に追われていた毎日だった。
やがて17歳の少年トミーに出逢い、愛情を注ぐようになるヘドウィグだったが、トミーはヘドウィグの曲を盗んでビルボードNo.1のロックスターに上り詰める。最愛の人に裏切られたヘドウィグは自らのバンド『アングリーインチ』を率いて、ストーカーのようにトミーの全米コンサート会場を追い、スタジアム脇の冴えない会場で巡業する。果たして、自分の魂である歌を取り戻し、捜し求めていた“カタワレ(=愛)”を見つけることができるのか…。

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  • ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』に出演するさとうほなみ

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