人気グループ・ジャニーズWESTの神山智洋が、初の単独主演を務める舞台『LUNGS（ラングス）』のビジュアルが公開された。2011年の初演以降、世界中で上演され、現代戯曲の最高傑作との呼び声も高い今作を、神山と初共演となる女優・谷村美月が、ともに初となる二人芝居に挑み“初”尽くしで届ける。

　神山は、舞台には定期的に出演し、2018年の『オセロー』では、確かな演技力を魅せ高い評価を獲得。今作は、2020年8月の『正しいロックバンドの作り方 夏』以来、約1年ぶりの主演となる。
　
　ポップでロックな創作スタイルを持つ新鋭気鋭の演出家・谷賢一氏が手掛ける今作は、舞台セットや音響、照明などに頼らず、2人の俳優、演出家をはじめとするクリエーションチームの想像力、そして観客の想像力のもとに創り上げられる。

　解禁されたビジュアルは、タイトルの『LUNGS』（肺）とリンクして、男女が左右対称になるようなデザインとなっており、人間と人間の邂逅（かいこう）など多様な側面を表現するべく、さまざまな表情のカットが散りばめられている。

　若いカップルが“子供を持つべきか”という問題に直面することを発端に、人生を変えてしまうような大きなできごとから、日常のほんのささいなことまで、人は何を想い、考え、立ち止まり、そしてまた前に進もうとするのか。10月10日から31日まで東京グローブ座、11月3日から9日まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演する。