落語家の笑福亭仁鶴さんが骨髄異形成症候群のため17日に大阪市内の自宅で死去したと、所属する吉本興業が20日、発表した。84歳。訃報を受け、仁鶴さんが生前に出演していたNHK大阪の法律バラエティ番組『バラエティー生活笑百科』制作スタッフが追悼のコメントを発表した。 同局は「仁鶴さんには1986年から長きにわたり、NHK大阪拠点放送局制作の『バラエティー生活笑百科』の『相談室長』として司会を務めていただきました」と紹介。「『四角い仁鶴がまぁ〜るくおさめまっせー』のフレーズとともに、難しい法律の問題を笑いとともにやさしく解決するというコンセプトのもと、スタジオでは幅広いジャンルの出演者をとりまとめ、常に温かい雰囲気で進行していただきました。視聴者の皆さまに広く長く愛される番組を支えていただいた多大なる功績に感謝するとともに敬意を表します。NHK 大阪拠点放送局 バラエティー生活笑百科制作スタッフ一同」と悼んだ。