お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が22日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』（毎週日曜　前10：00）に出演。17日に解散を発表した雨上がり決死隊について、私見を述べた。

　雨上がり決死隊は17日、『アメトーーク特別編　#雨上がり決死隊解散報告会』（吉本興業公式YouTubeチャンネル／ABEMA）で改めて解散を報告。『ワイドナショー』MCの東野幸治もゲストとして出演していた。

　この『解散報告会』について東野から意見を求められた松本は「コンビ芸人のボケの方で言うと、お笑いの優先順位があるんですよ。お客さんを笑わせたり、視聴者や共演者を笑わせたり。その中で僕は、『相方をわらかすのがおもろい』というのがある。そこの優先順位が僕は一番高いんですよ。それでいくと、宮迫（博之）はどこでそうなったのか、そういう価値観・優先順位が違ってきたのかな。ホトちゃん（蛍原徹）の方見てなかったのかなと」と私見。

　さらに「僕も（番組）見てましたけど、アクリル板以上の分厚い壁を感じましたね」と宮迫と蛍原の隔たりを実感した様子だった。また、「2時間あれをやるなら、（闇営業問題で）宮迫に巻き込まれた彼ら（芸人たち）を出してほしかったなぁ。彼らも思いの丈を言って、お笑いでやってくるから、そこでノーサイドというか、皆んなで楽しく終われたんちゃうかなと、僕ならそうしたかったかな」と提案していた。

　雨上がり決死隊は、1989年5月結成。フジテレビ系バラエティー・ワンナイシリーズなどを経て一気にブレイク。03年からテレビ朝日系バラエティー『アメトー―ク！』がスタート。そのほか数多くのバラエティー番組で活躍した。18年にはコンビ30周年を迎えていたが、19年に宮迫の闇営業問題が発覚。吉本から宮迫へ契約解消通知され、コンビは活動休止状態になっていた。